
HOME > 施工事例 > 江東区|アパートの雨漏りを金属屋根に葺き替え
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
初めにお問合せをいただいたのは応急処置でした。10月、11月の台風と長雨で雨漏りが酷くなってしまい一時対応を行いました。前々から雨漏りを起こしていましたが、瓦の隙間に板金を挟み込み対処していたみたいです。しかし別の場所からも雨漏りを起こしてしまいました。大家さんが1Fに、ご入所者様が2Fにお住みになられており雨漏りしたのは2Fでした。ご入居者様のことを考えると早急な対応が必要となります。
お客様からのご要望で晴れた日に、屋根の状態も見てほしいとのことでしたので後日改めて調査にお伺いいたしました。
晴れた日に調査を行いました。築50年の建物です。瓦の状態はコケが発生しておりました。これは瓦の防水性能が低下して、雨水を吸い込んでしまっていることが原因となります。また瓦の下の防水紙の様子も見てみました。建築当時の防水紙ですので相当劣化しておりました。ボロボロになって途中で切れている箇所もありました。これでも瓦の下に入り込んだ雨水を防げず、屋根裏に雨水が回ってしまいます。この2点のことから今回の雨漏りが起こったと考えられます。瓦と防水紙の状態は全て同じです。部分的に補修してもすぐに違う場所から雨漏りを起こしてしまうでしょう。
上記調査内容から今回雨漏りを根本から解決する為には、屋根葺き替え工事で対応することになりました。瓦から金属屋根に葺き替えるメリットとしては雨漏りを改善することはもちろんですが、屋根自体の軽量化も図れ、耐震性が向上します。またガルバリウム鋼板を用いた屋根材ですので耐久性に優れ、未来のメンテナンスにかける費用も抑えることが可能になります。
まずは屋根全体の瓦を全て降ろします。瓦降ろしの際にも感じましたが防水紙が全体的にボロボロな状態でした。50年耐えてくれてものすごく頑張ってくれた防水紙でした。瓦を全て降ろし終えたら新しく野地板を施工していきます。
野地板の上から防水紙を貼っていきます。粘着式ルーフィングというものです。防水紙は屋根材の下に回った雨水を軒先まで流してくれる大事な役割となります。上記にも記述しましたが瓦の下の防水紙は切れてボロボロになっていた為正常な役割を果たしていなかったということです。
防水紙を貼り終えたら屋根材本体を施工していきます。今回使用する屋根材はガルバリウム鋼板を用いた金属屋根になります。耐久性に優れており、将来のメンテナンスにかける費用を抑えられます。また瓦に比べ約1/5の重量になります。屋根自体の軽量化をすることで耐震性も向上します。
本体の施工が完了しました。あとは棟板金を施工し全ての工程が完了します。今回、棟板金を固定する貫板は木を使用しましたが樹脂製の物を使用することもできます。樹脂製貫板は木よりも劣化を抑えることが可能です。
これで全ての工程が完了です。雨漏りが改善されご入居者様も安心されておりましたし、オーナー様も将来のメンテナンス費用軽減と雨漏りに対しての不安が解消され大変お喜びになられておりました。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
【工事完了後】
ガルバリウム鋼板を使用した嵌合式立平スタンビー
屋根葺き替えで雨漏り解決!メリット・デメリットを解説!【アメピタ!】
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