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【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:木下
担当:木下
国分寺市高木町にお住いのお客様よりお問い合わせいただき現地調査にお伺いしたことが工事のきっかけになりました!
もともとのお問い合わせ内容としては屋根と外壁の塗装をご検討されているとのことでしたが、既存の屋根材がアスファルトシングルで塗装はできるものの縁切りの問題などあることと、太陽光パネルの設置を考えていらっしゃるとのことでしたので屋根の葺き替え工事をご提案させていただきました!
図面を見させていただくと、もともとの屋根材はスレート(パミール)が使われていたみたいなのですが、既存はアスファルトシングルでした。
こちらの物件は中古で購入されたとのことで前のオーナーさんが行った工事の記録がなかったため屋根のカバー工事を行ったか、葺き替え工事を行ったかの判断がつかない状況でした、、、
こういった場合には棟の一部分を剥がしてみるか、雨押え部分を剥がして納めを確認することで判断することができます!
太陽光パネルの設置を行う際には架台の設置を行わなければなりませんが、スレートやアスファルトシングルの場合は屋根に穴を開けてアンカーで固定する方法になります。
せっかく屋根の工事を行うのに穴をあけるというのは雨漏り発生のリスクを抱える工事になりますのでお勧めはできません、、、
太陽光パネルの設置を行う場合に屋根の葺き替え工事をオススメをしているのはそれだけが理由ではありません!
屋根のカバー工事をおこなってから太陽光パネルの設置が可能と言っている業者さんも多くおりますが、その場合年数が経過した下地に取り付けられた屋根材に対して太陽光パネルの架台を設置するわけですから下地の耐久性の問題はぬぐえ切れません。
工事中に下地の状態も確認できないので万が一にでも下地に腐食が生じている場合には大きな問題になってしまいます!!
その点屋根の葺き替え工事では既存の屋根材を撤去し軽量化したうえで下地の補強も行い、既存の下地の状態も確認ができますので憂いなく工事を行うことができます!
もちろん費用は高くなってしまいますが長年ご安心いただけるのは屋根の葺き替え工事だと思います!
今回は屋根の葺き替え工事でご用命いただきましたが、屋根材撤去の部分が着工前に明確ではありませんでしたので初日に判断させていただくことになりました!
既存の屋根材の撤去を行っていきます!
シングル材を剥がしていってみると防水紙が見えたのですがアンダーガムロンという強力な粘着ルーフィングでした。
粘着ルーフィングを使う場合はほとんどの場合屋根のカバー工事で、葺き替え工事で使うとしても緩勾配の屋根で使用することがある程度です。
ガムロンの下にスレートがあることも確認出来ましたので今回はもともとのスレートとアスファルトシングルの2層分の撤去が必要という事が分かりました(´-ω-`)
その場合の撤去処分費用はもちろん通常の1層の時に比べて高くはなってしまいますが、お客様のご予算の兼ね合いもありますのでこちらの方でも頑張らせていただき、できるだけ費用は抑えさせていただきました!
まずは上場のシングル材を撤去していきます。
ガムロンは非常に強力な防水紙なのでちょっとやそっとでは剥がれてくれません。
そのためスレートごと剥がすことにいたしました!
シングル材をの撤去が完了いたしました!
ここから更にスレートの撤去を行ってまいります!
天候不順が続いておりましたのでスレートの撤去を行いながら雨養生なども並行して行っていきます(^^)/
解体していくとパミールが出てきました。パミールはノンアスベストスレートの代表格で劣化すると小口部分がミルフィーユ状に乖離し始める特徴があります!
幸いにもノンアスベストスレートであればアスベスト含有のものに比べて処分費用が安価ではありますので既存がノンアスベストスレートという場合はチャンスです!
スレートの撤去が完了しましたら野地板の増し張りを行っていきます!
野地板とは一般的に12mm厚の構造用合板のことを指し、建築関係ではよく使用される部材になります!
屋根の形状に合わせて張り合わせを行い、屋根の補強を行っていきます!
野地板の張り合わせを行いながら新規の防水紙の施工も行います!
新規の防水紙には田島ルーフィングのニューライナールーフを使用いたしました!
防水紙の中でも非常に高い耐久性で防穴性能も高いのでお勧めのルーフィングです!
通常のルーフィングに比べるとこちらも高価ではありますがそれだけのスペックをもっております。
屋根の工事に関しては防水紙が一番大事な部分になりますので胸を張ってオススメできるルーフィングをご提案させていただきました!
防水紙の施工が完了いたしました!
天窓は周りの施工が完了するまで雨養生として塞がせていただきました!
屋根のみならず開口部は非常に雨漏りのリスクが高い箇所になりますのでお気をつけください!
ここまで来たら後は屋根材を施工していくのみになります!
谷板金や軒先唐草、ケラバ板金などの役物を取り付けつつ屋根材を施工していきます!
新規の屋根材にはディーズルーフィングのディプロマットスター(オニキス)を使用いたしました!
キャッチ工法での太陽光パネル設置に対応した屋根材で表面に着色した石粒が吹かれており、高級感のある仕上がりになります!
もともと洋風な見た目のお家でしたのでこちらの屋根材は非常にマッチするかと思います!
屋根材を葺き終わりましたら棟板金、換気棟の取り付けを行い工事完了になります!
ディーズルーフィング製の屋根材は同質役物が準備されており、屋根材と質感を併せていただくことも可能です!
ただしその分価格はグッと高くなってしまいますのでご予算とご相談させていただきながらご提案できればと思います!
棟の取り付けも問題なく終了し、工事完了になります!
外壁の塗装も一緒にご用命いただいておりましたのでこの後は塗装工事を行うことになります!
屋根の見た目、色が変わっただけでもかなりの違いを感じました!
お客様の方からもいい色ですねと喜びのお言葉いただけました!
今回屋根の葺き替え工事を税込3,700,000円(足場代別途)で行わせていただきました!
2層分の解体でしたのでアスベスト含有スレートの葺き替え工事とほぼ同額になります。
屋根材のアスベストの有無に関しては竣工年数や図面、屋根材の形状で判断ができますが、そういった知識がない業者さんもおりますのでご注意ください!
国分寺市高木町にて屋根の葺き替え工事を行わせていただき1年が経過いたしましたので定期点検にお伺いしてまいりました!
街の屋根やさんでは施工保証の内容に沿って施工保証をお付させていただいております!
保証内容の一部として施工箇所の定期点検を実施しておりますので工事後も安心いただけます!
屋根の施工箇所の確認です!
今回使用させていただいたものはディーズルーフィングのディプロマットスターという屋根材です!
ディプロマットスターは砂付きのジンカリウム鋼板製で高い耐久性をもった屋根材になります!
ジンカリウム鋼板というとあまり聞きなじみがないかもしれませんが、言ってしまえばガルバリウム鋼板と同等のものになります!
それではどういった違いがあるかというとやはり見た目が一番違いまして、着色した石粒が吹きつけられているのでメンテナンスとして塗装が必要なく、ランニングコストがかからないという事が特徴です!
ただ石粒付きの屋根材に関しては入り粒が落ちて雨樋に溜まってしまうのではないかという御懸念が生じてしまうと思います、、、
もちろん屋根施工中は職人の方で歩き回る形になりますので多少の砂粒落ちはございます。
ただメーカーの方では輸送、施工時の石落ちに備え4割ほど多く吹付を行っており、施工後は落ち着きますので御懸念の形にはなりません!
今回の一年点検でも雨樋の確認をさせていただきましたが石粒は確認出来ませんでした!
イメージ的にはピッタリなのに石粒の落ちが気になっているお客様いらっしゃいましたらご心配するほどの落下はございませんので安心いただけますと幸いです!
今回1年後の点検を行わせていただきましたが、次回は3年時の点検でお伺いさせていただきます!
記事内に記載されている金額は2025年04月11日時点での費用となります。
【工事前】
【工事後】
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【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
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