
HOME > 施工事例 > 江戸川区|スレート屋根の棟板金交換工事(火災保険対応)
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
江戸川区の2階建て住宅の屋根です。剥がれているのは棟板金ですね。恐らく固定している釘が浮いていたところに、強風に煽られたのでしょう。
このように自然災害によって住宅に破損が見られた場合は、火災保険・共済での補修が可能です。
条件としては
①保険・共済に加入している住宅
②自然災害による被害(経年劣化は認められません)
③原状回復(ついでにここも~と言ったように破損していない部分の補修はできません)
です。他にも免責金額や、条件等は保険・共済毎に定められていますのでまずはご加入条件をお調べください。
被害状況としては、棟板金は外れてはいませんでしたが、下地の貫板がお隣の住宅の屋根に乗っかっていました。
幸いにも頑丈な瓦屋根ですので、破損もなく済んでいますが、例えば他の人に当たっていたら?お隣のサッシに衝突していたら?と考えるだけでゾッとしますね。
剥がれた棟板金は他の釘も抜けていたために、一時的に全撤去し貫板と防水紙の確認を行います。また他の棟板金も同時期に施工していますので、釘の腐食等は全て同条件です。抜けや浮きがある場合は速やかに補修施工を行っていきましょう。
飛散した棟板金部分の防水紙には破れ等は見当たりませんでしたが、念のため、養生をし雨水を侵入させないように応急措置は行っておきましょう。
施工当日です。まずは養生を剥がし、既存の貫板を撤去していきます。この貫板ですが、細い木材を何枚も組み合わせて取り付けていたようで、腐食し折れたとかではなく、釘が木材を割り飛散させてしまったようです。
結果はどうあれ自然災害によって棟板金が飛散したという事には変わりありませんが、なかなか判断は難しい物です。
火災保険・共済の申請期限は被害から3年です。だからと言って3年後に申請をした際に、果たして自然災害で通るのかという問題です。
可能な限り気づいた時点で、速やかに補修ができるように申請していきましょう。
既存貫板の撤去後は新規の貫板を取りつけ、棟板金の設置を行います。が、火災保険の補修はあくまで原状回復ですので木材を使用します。しかし。木材は腐食しやすいから、と心配な方には樹脂製の貫板での補修も提案は可能です。
この場合、木材から樹脂製に変更した分の差額のみお客様の自己負担になりますので、あらかじめご了承ください。
貫板設置後は棟板金の取付です。交換の際には色褪せた場所との色のギャップがありますので、色は違います。気になる場合はこの後に塗装メンテナンスをすることも可能ですし、屋根カバー工法での補修も可能です。
継ぎ目部分は既存との隙間から漏水をしないようにしっかりと嵌め合わせて、シーリング防水をしていきます。
以上で、棟板金補修工事は完了です。今回は破損部分のみの原状回復ですので、自己負担もなく火災保険で補修することが出来ました。
火災保険は使用したからと保険料があがることもなく、使用限度もありません。
強風時、雹や雪害など、心当たりがある場合はまず、申請をし火災保険が使用できるのか見ていきましょう。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
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