
HOME > ブログ > 昭島市朝日町にて屋根の点検、ノンアスベストスレートエコシンプ.....
更新日:2023年07月21日
昭島市朝日町にお住いのお客様より、近くで工事をしている業者から棟板金の指摘を受けたとのことで心配なので一度見て欲しいとお問い合わせいただきました。
数年前に屋根、外壁の塗装を行っており、その際には特に指摘がなかったそうです。
早速屋根に登らせていただき、調査をしていきました。既存の屋根材はエコシンプルという屋根材で2000年初期に製造販売されたノンアスベストのスレートです。
エコシンプルの特徴は小口が波形になっていることでなかなか見ることの少ない珍しいスレートになります。
屋根のメンテナンスとして塗装を行われたそうなのですが、ひび割れや欠けの症状が多く出てしまっておりました。2000年初期に製造されたノンアスベストスレートは大体耐久性に難があります。そのためメンテナンスを行う際には塗装ではなく、屋根のカバー工事や葺き替え工事がオススメです。
今回は数年しか経っていないという事もあり、ご提案にはなりませんでしたが、築20年が経過した際には屋根のメンテナンスが必要になってきますので是非ご相談ください。
今回の本題に入っていきます。お問い合わせの内容は他の業者からの棟板金の浮きの指摘です。すぐに工事しないと駄目な状況だと説明されたとのことでした。
棟板金の確認を行っていきます。まずは左の写真です。これは指摘された部分ではないところの写真になります。
棟板金の下地である貫板には木材が多く使用されており、経年劣化によって痩せて写真のように釘浮きが生じてきます。塗装した場合は塗料が釘と板金を癒着させますので抜けにくくはなります。
そして右の写真です。こちらは棟の指摘を受けた部分の写真です。何か違和感があることにお気づきでしょうか。
塗装をしているにもかかわらず釘抜け後はこすったような跡になっていること、浮いた釘が完全になくなっていることなど違和感のオンパレードです。
お客様にお話を聞くと、指摘をしてきた業者を屋根にあげたとのことでした。その際に屋根の上で音はしてなかったかを尋ねると、トントンという音がしていたそうです。
状況証拠のみなので何とも言えない状況ではありますがお客様にはその業者に依頼をしないようにお話させていただきました。
業者の中には特に悪徳な業者もおり、わざと釘を抜いていったりする業者も少なくありません。
屋根は基本的に見えない部分になりますので信頼のおける業者に確認してもらうか、上がらせるとしても道具を一切持たせないという事が大事です。
今回のケースですと棟板金交換ではなく、ビスの増し打ち対応(簡易補修工事33,000円(税込))のご提案になりました。屋根の形状、貫板の劣化具合によって増し打ち対応ができない場合もありますのであらかじめお含みおきいただけますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2023年07月21日時点での費用となります。【新シリーズ:施工事例を紹介!】雹(ひょう)の被害を受けたスレート屋根をスーパーガルテクトで屋根カバー工事!【施工事例を紹介!街の屋根やさん】
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