
HOME > ブログ > 三鷹市下連雀にて屋根からの雨漏り調査の依頼を頂きました
更新日:2023年04月27日
三鷹市下連雀にお住いのお客様よりお問い合わせいただき、屋根の調査に行ってまいりました。既存の屋根はスレート屋根だったのですが、大雨の際に雨漏りを起こしてしまい、小屋裏収納部分でかなりの量の水が出てきてしまったとのことでした。
まず小屋裏の確認を行わせていただきましたが、野地板にしっかりと雨染みができており、湿ってしまっている状況でした。まず間違いなく屋根からの雨漏りで間違いないでしょう。
続いて原因を探るために屋根の上に上がって調査を行いました。今までのメンテナンスとしては塗装工事を行っているとのことでした。
塗装工事を行って雨漏りが生じたという事からまず連想するのは縁切り不足による雨漏りです。縁切りとはスレート屋根のような横葺きの屋根を塗装する際に重なり部分が塗膜で埋まってしまわないようにタスペーサーという道具を挟んで隙間を開ける、または手作業でカッターを入れて隙間を作る作業のことを指します。
この縁切り作業は塗装工事において最も重要な工程で、この作業を怠ってしまうと雨漏りのリスクがグッと高くなってしまいます。
屋根の塗装工事を行う際には十分にお気をつけください。今回のケースでは縁切り不足による漏水ではありませんでしたので他の原因を探っていきます。
屋根の調査を進めていくと、納めが少し気になる部分がございました。屋根の形状としては勾配違いの屋根になっていたのですが、一部棟の納めではなくケラバの納めになっていたのです。
ケラバ板金を少し持ち上げてみると上部の野地板が見えるような造りになっておりました。これでは強い風が伴った雨が降った際に雨漏りを起こしてしまう可能性は高いといえます。
建築当初は防水紙がしっかりとしていたために雨漏りにまではいかなかったものが、経年劣化によって防水紙の耐久性が落ちてしまったために雨水の侵入を許してしまったのではないかと思われます。
今回は下地のダメージが著しい状況でしたので屋根のカバー工事のご提案ではなく、葺き替え工事のご提案をさせていただきました。
屋根の葺き替え工事では屋根材を剥がしての作業になりますので既存野地板の補修、張り替えなどが可能です。また、野地板の張りかぶせも行うので耐久性の向上も望めます。剥がした後の屋根材の処分費がかかってくるため工事金額が高くなってしまう以外デメリットらしいデメリットの無い工事ですのでとにかく屋根についての心配を減らしたいという方にはお勧めの工事になります。
屋根の葺き替え工事は税込1,097,800円(切妻屋根60㎡、スレートからスレートへの葺き替え工事の場合)から承っております。屋根の形状や使用する屋根材によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
私達、街の屋根やさんでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとございましたら安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2023年04月27日時点での費用となります。【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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