
HOME > ブログ > 世田谷区成城で7寸丸が使用された棟瓦の漆喰調査
更新日:2022年10月04日
世田谷区成城で、瓦屋根の漆喰が剥がれているとご相談をいただきました。屋根の上に漆喰が落ちてきているようです。瓦屋根は耐久性が高く、お客様のお住まいも築40年になるということでした。ただ、漆喰は経年によってひび割れや剥落が起こりますので、定期的なメンテナンスが必要です。漆喰に異常がある場合雨漏りの原因にもなりかねません。まずは現地調査にお伺いし、状態を拝見いたします。
現地にお伺いし、ドローンを使用して調査を始めました。屋根の頂上部、「棟瓦」を固定するように詰められているものが漆喰です。今回調査をさせていただいたお住まいでは棟に7寸丸という丸い瓦が一つ乗せてある納め方が用いられていました。
非常に大きい屋根でしたが、ドローンを使用することよって全体像を把握することができます。屋根が2面に分かれており、棟も複数ありましたのでそれぞれ状態を確認していきましょう。
右側の写真は隅棟という、斜めに設置されている棟部分を撮影した様子なのですが、棟瓦を固定するための釘が浮いてしまっておりました。7寸丸の下には芯木という木材があり、この芯木へ釘を打ち付けることで棟瓦が固定されています。そのため、どこからか入り込んだ水分によって芯木が腐食してくると、釘が固定されなくなり次第に抜けてきてしまうのです。
続いて大棟を見ていきましょう。こちらも隅棟と同様、釘が浮き上がっています。そして問題の漆喰ですが、一部では完全に剥がれ落ちている箇所もあり、内部の芯木が露出しているような状態となっていました。漆喰には棟瓦の内部へ雨水が入り込まないよう防ぐという役割も担っていますので、このように剥がれたり、隙間が生じたりすると芯木が腐食したり、雨漏りが起きる原因になります。
7寸丸が使用されているこちらのお住まいでは棟瓦、漆喰の詰め直し工事ではなく棟瓦の取り直し工事を行うことが必要です。一度瓦を取り外し、芯木を新しいものに交換したあと、改めて元の棟瓦を設置する工事です。また、瓦の中には割れているものがありましたので、こちらも併せて差し替えさせていただきます。
私たち、街の屋根やさんでは瓦屋根や漆喰工事の施工経験も豊富です。ホームページには瓦屋根や漆喰、施工事例など様々な記事を掲載しておりますので工事のことでお悩みの際は是非ご参考ください。
棟瓦の取り直し工事を行う場合、街の屋根やさんでは1m当たり税込12,100円より施工が可能です。詰め直し工事の場合は1m当たり税込5,000円からとなります。
新型コロナウイルス対策にも気を引き締めて取り組んでまいりますので、無料の現地調査をご利用の際はそちらもご安心いただけますと幸いです。お客様からお問い合わせいただけることを心よりお待ちしております。
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
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