
HOME > ブログ > 中野区大和町のお住まいでスレート材が落下、調査を行うとコロニ.....
更新日:2021年9月29日
中野区大和町のお住いでは屋根からスレート材が1枚外れてしまい、そのまま放置しておくのが心配になってきたので確認をしてほしいと、私たち街の屋根やさんにご相談を頂きました。屋根材の一部が失われていたとしても防水紙があるため、すぐに雨漏りが発生してしまうわけではありません。しかし、確実に屋根の状態を悪化させていることには変わりませんので、不具合に気がつきましたら無料点検を活用した状況の確認をお勧め致します。
現地にお伺いさせていただくと、日当たりの悪い北側の屋根面で苔の繁殖が目立ちました。苔の繁殖はスレート表面の塗膜が劣化し、防水性能が下がってしまっているサインとなります。通常のスレート屋根であれば防水性能を回復させるため、屋根塗装工事を行います。ですが、お客様の屋根に使用されていたのは「コロニアルNEO」と呼ばれるスレートで、塗装工事ができない屋根材となっていました。
コロニアルNEOはアスベストによる健康被害が話題になった後に製造されたノンアスベストの屋根材で、大きな問題を抱えています。アスベストはスレートの耐久性を高めるために含まれていたものであり、それを抜いたことによって脆い屋根材となってしまったのです。経年によってひび割れが多発するようになってしまうのがコロニアルNEOの特徴ですので、必ず傷んでしまう屋根材に塗装工事をしても意味がありません。
スレートが抜け落ちてしまった部分です。ひび割れを起こしやすいコロニアルNEOでは、強風時に写真のように根本から抜け落ちてしまう場合があります。
塗装工事によるメンテナンスができないため、屋根カバー工事と葺き替え工事のどちらかが対応策としての選択肢となります。コロニアルNEOはノンアスベストであることから、アスベストを含むスレート屋根の葺き替え工事に比べると処理費用が安く済みます。そのため、耐震性を向上させられる軽量な金属屋根材に葺き替えることもお勧めです。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてオンラインでのご相談、工事のご提案に対応しておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2021年09月29日時点での費用となります。街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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瓦屋根工事、スレート屋根工事、屋根葺き替え、雨漏り修理
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