
HOME > ブログ > 世田谷区砧にて瓦棒葺きの屋根の屋根の点検、谷部分は雨漏りを起.....
更新日:2021年8月12日
世田谷区砧にて車庫の天井部分から雨漏りが発生しているから点検してほしいとのご依頼をいただきまして調査してまいりました。早速雨漏り箇所を見せていただくと、天井部分のベニヤ板が捲れてしまい落ちかけておりました。確実に上から雨漏りを起こしてしまっている状態ですので上を確認して原因を特定していきます。
脚立で上に登って確認をしたところ。既存の屋根には瓦棒葺きの屋根が葺かれておりました。瓦棒葺きの屋根は雨水の侵入に対して強いので勾配が緩い場合でも施工することができます。
しかしながら今回問題になっているのは谷の部分でした。瓦棒葺きの屋根の軒先にあたる部分に板金が施工されており、板金部分は谷になっておりましたが、ドレン方向とは逆に傾斜がついてしまっておりましたので、雨水が溜まるようになってしまっていました。この状態では取り合い部から雨水が侵入して雨漏りを起こすのもうなずけます。下から確認した部分もちょうど水の溜まっている部分でした。
取り合いの部分には特に注意が必要です。下屋根などもそうなのですが、外壁の部分との取り合い(雨押え部)であったり、屋根と屋根が交わる部分は雨漏りを起こしやすい部分になります。雨押え部は板金を立ち上げて中に水が入らないように施工するのですが、今回のケースですとコーキング材で取り合いの部分の納めをしておりました。
コーキング材は自然環境下でどんどんと劣化してきてしまいます。そうなるとひび割れや裂けなどを起こしてそこから水が侵入してしまいます。ですので外壁に使用されている目地のコーキングなどは定期的に打ち換えなどのメンテナンスが必要になってくるのです。
直接的に雨漏りに関与していたのは谷部の勾配不良と取り合いの部分納めがあまりよくないという事でしたが、コーキングの劣化でそこから水が侵入という可能性もゼロではないのです。
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