
HOME > ブログ > 東久留米市八幡町で瓦屋根を点検、瓦屋根に合ったメンテナンスを.....
更新日:2021年06月29日
東久留米市八幡町にて瓦屋根の点検を行ってきました。築年数も30年以上が経ったとのことで、そろそろ全体的なメンテナンスを考えているとのお話でした。瓦と言っても色々な種類の瓦があります。釉薬瓦、いぶし瓦、セメント瓦、軽量防災瓦など、街では様々な瓦を見かけます。今回の瓦屋根は釉薬瓦が使われた屋根でした。釉薬瓦は粘土を高温で焼いて造った陶器瓦とも言われる瓦です。その耐用年数は50~100年とも言われており、瓦そのものは文句なしのメンテナンスフリーの屋根材と言えます。しかし、何もしなくてよいかというと厳密にはそうではありません。屋根材が長持ちしたとしても、ズレたり捲れたりしてしまった場合はメンテナンスが必要です。何といっても屋根の下に葺いてある防水紙が傷んでしまえば、その上に乗っている屋根材がどんなに問題なくても雨漏りを起こしてしまいます。防水紙の寿命が約30年ということから考えると、結局のところはどの屋根材でも約30年を目安に全体的なメンテナンスが必要になってくるのです。
今回の瓦では、屋根の一番てっぺんにある棟瓦でズレを確認いたしました。地震などの影響でズレやすい棟ですが、放置していれば固定する力が弱まって来ていつの日か崩落する可能性もあります。瓦の重さは1枚で約3㎏の重さがあるので。そんなものが2階の高さから落ちてくれば大変な事故につながる可能性も十分にあります。大きな台風や地震のあとは、問題が起きていないか小まめに点検することが事故を未然に防ぐために大事だと言えます。
瓦屋根の場合は上から新しく屋根を被せるカバー工事はできません。そのため、葺き替え工事や今ある瓦を再利用して防水紙などの中身をメンテナンスする葺き直し工事、部分的に棟だけを取り替える棟取り直し工事や漆喰のメンテナンスなど、屋根の状態によって様々なメンテナンス方法があります。部分的な工事でなるべく安くメンテナンスがしたいというお声が多いですが、先ほど申し上げたように防水紙の寿命30年を考慮すると、30年以上経った屋根を部分的に工事しても直ぐに全体の工事が必要な状態になる可能性も非常に高く、結局最初から葺き替え工事をするよりも高くついてしまうということも珍しくありません。いろいろな要素を加味して、最適なメンテナンス方法を考えていきましょう。
私たち街の屋根やさんでは、感染拡大が続いている新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を実施しています。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年06月29日時点での費用となります。【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
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