
HOME > ブログ > 調布市深大寺南町でパミールの劣化を確認いたしました
更新日:2021年05月24日
調布市深大寺南町で屋根の調査をお願いしたいというお問合せをいただき、現地へお伺いして参りました。早速屋根に登ってみたところ、屋根材にはニチハのパミールが使われていました。パミールは1996年から2008年に製造された屋根材で、アスベストの建材への含有が問題視され始めたころにノンアスベストの屋根材としていち早く登場した製品です。アスベストは建材を頑丈に造るために使われていた素材ということもあり、そのアスベストを抜いて造られたこの時期の屋根は、築10年を過ぎたあたりから劣化して割れたり表面が剥がれたりという報告が多数上がるようになりました。パミールも例外ではなく、ミルフィーユの様に表面がペリペリと剥がれてくる劣化が特徴で、見ればすぐにパミールだとわかります。
表面が剥がれるという特徴から、パミールは塗装できない屋根として有名です。塗装をしてもパミールの劣化は本体そのものの原因からくるものなので、新しく塗った塗膜ごと表面が剥がれて劣化が進行していきます。それでも、屋根に対する知識が薄い塗装専門の業者さんなどでは、お客様が塗装したいと言えば塗装してしまう業者さんもいるのが現状です。ご自身の家がどんな屋根が使われているかを把握して、適切なメンテナンスができるように備えていくことが大事です。
パミールのメンテナンスと言えばカバー工事と言われますが、状態によってはカバー工事がオススメできないケースもあります。劣化が進んでいて表面の状態が酷い場合は、カバー工事で使う粘着性の防水紙が貼りつかずにうまく施工できないということになります。このような場合には素直に屋根を全て撤去してからの葺き直し工事がオススメとなりますので、状態の判断含めて弊社の無料点検を有効的に活用いただければと思います。
私たち街の屋根やさんでは感染拡大の続く新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年05月24日時点での費用となります。屋根葺き替えvs屋根カバー!違いを分かりやすく【プロが解説!街の屋根やさん】
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