
HOME > ブログ > 狛江市東野川、築40年の屋根からの雨漏りを調査しました
更新日:2021年05月13日
狛江市東野川のお客様より、築40年のご自宅の屋根のメンテナンスを考えているため、調査してほしいとのご依頼をいただきました。現地で詳しくお話を伺うと、建物は中古で数年前にご購入されたとのことで、過去にどのようなメンテナンスをしたのかは不明とのことでした。購入後は問題なく住んでいたそうですが、昨年の大型台風の際に雨漏りを起こしてしまったようです。できれば火災保険での修理をご希望とお話をいただきましたが、実際に屋根に上がり調査させていただいたところ、台風が原因と見られる破損個所は見当たりませんでした。スレートが剥がれていたり、棟板金が飛んでいたりなど、明らかに台風が原因であるとわかるような破損でなければ、火災保険の利用は難しくなってしまいます。
屋根にはいくつかひび割れを起こしている箇所もありましたが、こちらも台風被害によるものであると断言はできません。では今回の雨漏りは何が原因かと考えますと、防水紙の劣化が原因ではないかと考えられます。屋根は表面の瓦やスレートで雨を防いでいるように見えますが、実は、その下にある防水紙という屋根材で水の侵入を防いでいます。これは瓦屋根でもスレート屋根でも一緒です。防水紙が劣化して穴が開いたりすると、表面の屋根材がきれいに見えても、雨漏りを起こしてしまいます。防水紙の寿命は素材にもよりますが約20年ほどといわれています。築40年ともなると、明らかに防水紙の寿命を過ぎているので、今回の雨漏りも防水紙の劣化が原因ではないかと考えられます。
では防水紙のみ交換すればよいのかというと、それは不可能です。防水紙の下には野地板と呼ばれる木の板があり、そこに防水紙とスレートを釘で打ち付けています。防水紙のみ交換しようとしても、屋根を全て剥がす必要があり、それを元に戻すことは物理的に無理があるのです。全ての屋根材を剥がして新しい屋根を葺く葺き直し工事というものもありますが、屋根工事の中では高額な工事となってしまいます。それとは別に、今ある屋根の上に新しい屋根を被せて葺く屋根カバー工法という工事があります。全ての屋根材の撤去・処分費などがかかる葺き替え工事に比べれば、安価で行える工事です。現状の屋根の下地が傷んでいないことなど、いくつか条件はございますが、今回見させていただいた屋根はまだ下地がしっかりしていたので、屋根カバー工法での屋根工事をご提案させていただきました。
私たち街の屋根やさんでは、お客様のお困りごとに対して真摯に向き合い、解決方法をご提案させていただきます。現地へお伺いする際は、新型コロナウィルスへの対策としてマスクを着用し、最適な距離を考慮して対応させていただきます。どうぞご安心してお問合せいただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。葺き替えよりリーズナブル!屋根カバー工法で雨漏り解決!【アメピタ!】
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