
HOME > ブログ > 大田区大森東で台風19号で割れたスレート葺き屋根は火災保険で.....
更新日:2019年12月15日
大田区大森東で屋根の調査をおこないました。10月の台風19号の強風で屋根材が剥がれ落ちてしまったそうです。下から屋根の状況を確認出来ないのですが、お隣りの方が剥がれているのを教えてくれたそうです。3階建てで高さがあるために下から梯子が届きませんので、バルコニーから脚立で屋根に上って調査をおこないました。
築9年のスレート葺き屋根は全体的にはそれほどの傷みは出ていません。コケの付着もありませんので、比較的状態は良いと思います。今回は台風で被害を受けてしまいましたので、元に戻す為の工事が必要です。
軒先部分の一枚が剥がれて下に葺いてある釘が見えています。軒先部分は高さ調整のためのスターターを葺いてあり、見見えているのもそのスターターです。スレートは軒先から葺いていき上の段を重ねて上に向かって葺いていきますので、剥がすときには逆に上から剥がす必要があります。剥がれた部分だけに新しいスレートを差し込んで直す方法もありますが、その場合は釘で固定できず接着するしか方法が無く、雨水の流れを阻害する原因になりますのであまりお勧め出来ません。今回起きた状況は台風の強風によるものですので、火災保険の風災が適用になります。元に戻す為に掛かる費用を保険会社が負担してくれますので、被害を受けた場合は保険会社へ連絡してみましょう。
スレート屋根は塗装工事が必須な屋根材です。最初のうちは良いのですが、経年によって劣化すると表面の撥水性が落ちてしまい、雨が降るたびに雨水を吸い込んでしまう様になります。スレート自体は薄い屋根材ですので、濡れたスレートも日当たりの良い南面は急激に乾いてしまうので表面側に反りが出てしまいます。この繰り返しで劣化が進むとスレートが割れたり、台風などの強風が下に葺き込んで持ち上げて割ってしまう事になります。大田区大森東で台風被害を受けた部分は火災保険で直しますが、スレートの反りを考えると次回の屋根メンテナンスは屋根カバー工事や葺き替え工事が必要です。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。漫画で読むならコチラ
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