
HOME > ブログ > 港区白金台で瓦屋根の和風住宅を調査、谷板金劣化と瓦の破損が見.....
更新日:2019年5月28日
港区白金台の瓦屋根が立派な和風住宅のお住まいの屋根の調査の続きとなります。前回は漆喰の劣化状況についてご報告させていただきました。本日は谷板金の劣化と瓦の破損についてご報告いたします。
上からご覧いただいた屋根の様子です。錆が見られる部分がありますが、こちらは屋根の谷です。屋根には形状にもよりますが棟(むね)と呼ばれる凸部分と谷と呼ばれる凹部分が存在します。
降ってきた雨を適切に地上や下水へと排水するため様々な構造がありますが屋根で受けた雨はまず雨樋へと誘導しなくてはいけません。谷は雨樋へと雨水を誘導する役割を持ち板金によって施工されています。ただ素材が板金であるため経年で錆が発生したり、穴が空いてしまったりといった不具合が発生してしまいます。この度の調査では谷板金全体的に錆がひどい状態であることを確認することができました。水と触れている時間が長い谷板金だからこそ「穴が空いて雨漏りしたら交換」ではなく「穴が空く前に交換」をするべきですね。
瓦も割れてしまっていますね。本来あるべきところに一次防水としての屋根材が存在しないということは、防水紙(ルーフィング)がむき出しになってしまっているということです。確かに二次防水としての防水紙が雨水の浸入を防いでくれているとはいえこの状態が長く続けば防水紙も劣化してしまいます。新しい瓦に差し替える、または既存瓦が使える場合は葺きなおしを行うといった対処が必要ですね。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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