
HOME > ブログ > 港区南麻布で25年経つスレート屋根を点検、塗膜の劣化で水切れ.....
更新日:2019年5月17日
港区南麻布の住宅でスレート屋根の点検を行いました。築25年を過ぎ、お子様が今後お住まいを受け継いでいくことも考えてメンテナンスを考えているとのことです。屋根材はケイミュ―社のグラッサと思われます。美観が長持ちするスレートと言われますが、25年以上経ち、塗装が褪せ、傷み始めているのが分かります。
特に気になるのは屋根材同士の繋ぎ目に広がる変色です。スレートの主成分はセメントです。塗膜による保護がなくなったことで、隙間に溜まった雨水がスレートに染み込んでしまうのでしょう。典型的なスレート屋根の劣化の状態です。
場所によってはカビて黒ずんだり、苔が生えたりと水切れの悪さが顕著に表れています。また、水を含んだスレートは強度が落ち脆くなってしまいます。こちらのお宅の屋根でもスレートがひび割れているのがいくつか確認できました。スレートの下には防水紙が敷いてあるのでここから水が染み込んだからといってすぐに雨漏りになる訳ではありませんが、その防水紙の耐久年数も一般的には20年ほどといわれますし、日常的に水が入り込んでいる状態では劣化も進んでいるかもしれません。
屋根の頂点である棟にも隙間が見られました。また、棟板金を留めている釘が緩んでいたり外れていたりする箇所もあります。これも典型的な例で、金属が熱膨張を繰り返すことでどうしても起こってしまう現象です。棟板金の隙間や浮いた箇所から雨が入り込み内部の心木が腐食している可能性もあるので、一度外して確認した方がよさそうです。洗浄して苔などを洗い落とし、塗り替えを行うか、屋根カバー工法で上から新しい屋根材を乗せるリフォームが考えられます。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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