
HOME > ブログ > 大田区雪谷大塚町で化粧板が剥がれて穴の開いた軒天を現場調査
更新日:2019年5月14日
大田区雪谷大塚町の住宅へ剥がれた軒天の現場調査へ行ってまいりました。軒天とは、外壁から飛び出た部分の屋根の裏側の事です。軒天上や軒裏などと呼ぶこともあります。多くの場合、板を張って屋根の構造物を隠していますが、今回のお宅ではその板(軒天材)が大きく剥がれてしまっていました。
木製の軒天材が張ってありますが、剥がれ、ところどころ穴が空いてしまっているのが見えます。見た目にもあまり格好良くはないですね。しかしそれだけではなく、軒天が剥がれているとさまざまな不具合が発生します。
一番は雨漏りの危険性です。建物に穴が空いてしまってはそこから雨が浸入してしまいますね。通常、雨は上から降りますが、強風により横殴りの雨が外壁に打ち付けることもあります。雨樋が破損してしまいそこから水が垂れ入り込むこともあるかもしれません。また、写真のように大きく穴が空いていると、そこから小動物が屋根裏に入り込み住み着いてしまうこともあります。雨がしのげて温かい場所なので動物には居心地が良いようです。しかし糞尿被害も発生し衛生面でもあまり好ましくありません。
上から新しい軒天材を被せる軒天カバー工法もありますが、今回は全体的に損傷が激しいので、一度全て剥がし新しい軒天材を張り替えることが望ましいと思われます。木目を生かした木の軒天材も美しいですが、近年では防火を考え、ケイ酸カルシウム板という不燃材が主流です。また、換気のための穴が空いていたり換気口をつける住宅も増えています。さらにこのお宅では破風板や鼻隠しにも傷みが見られますので保守の必要がありそうです。普段はあまり目にする事のない軒天かもしれませんが、剥がれや染みなどが無いか定期的にチェックして頂くことをおすすめします。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。漫画で読むならコチラ
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