
HOME > ブログ > 西東京市南町でボロボロになったニチハパミールを葺き替え工事で.....
更新日:2021年05月13日
西東京市南町で屋根の調査をおこないました。昨年の台風の時に屋根材が落ちてきた、というのがお問合せのきっかけです。屋根の状態を確認すると、スレート葺きの屋根はボロボロになっていました。これは、ニチハというメーカーが製造していた『パミール』という化粧スレートです。街の屋根やさんのブログにも何度も出ていますが、古いスレートにはアスベストが含まれていましたが、発ガン性物質が入っているなどの健康被害が出る為にアスベストに規制が掛かりました。その規制にあわせてアスベストを含まないノンアスベストの化粧スレートとして製造されたのがパミールでした。1996年から2008年まで製造されており、築17年のこちらの建物もその期間に該当します。特徴は、スレート自体がミルフィーユの様に剥離してしまう事で、雨水を吸いこんでしまい更に劣化が進んでしまいます。この様になると通常のスレートの様に塗装工事でのメンテナンスが出来ませんので、屋根カバー工事や葺き替え工事が必要になります。劣化が酷くなった場合は、全て剥がして新しい屋根材にする葺き替え工事が最適なメンテナンス方法になります。
屋根の状態は少し離れた所から出ないと確認出来ません。屋根に傷みが出ている事に気付かれたきっかけは、昨年の台風の時に屋根から欠片が落ちてきた事です。始めは何の欠片か分からなかったそうですが、屋根が見える位置で確認したことろ、屋根がボロボロになっている事がわかったそうです。毎日の生活で常に目に入る位置に屋根がある時には傷みの状態を確認出来ますが、地面から直ぐに分かり難い立地の場合はなかなか気付かなくて劣化が進んでいる事もあります。
化粧スレートの表面がボロボロになっているのが直ぐに確認出来ました。梯子を架けて確認出来たのですが、ボロボロな状態が酷く屋根の勾配もきついので、安全面を考えて屋根に上るのは断念しました。しかし、覗いただけでも何の屋根材が葺かれているのか直ぐに分かりました。
この化粧スレートは、ニチハのパミールです。表面が何層にも剥離してしまう症状が問題になっているのですが、パーミールに限らず、ノンアスベストに切り替わった直後のスレートには、他のメーカーでも耐久性に問題のあるものが有りました。西東京市南町の屋根にも共通して言える事ですが、この様な化粧スレートは塗装工事が出来ない屋根材として認識しています。ボロボロになったパミールですが、今回のメンテナンスは葺き替え工事でのご提案です。状態によってはカバー工事も可能ですが、ここまで劣化してボロボロの場合には、全て剥がして新しい屋根材を葺く葺き替え工事が最適なメンテナンス方法になります。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
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