
HOME > ブログ > 訪問営業に屋根工事を頼むのはなぜ危険?抱えるリスクや実例と共.....
更新日:2024年10月17日
訪問販売による屋根工事には様々なリスクが含まれており、国民生活センターが公表しているデータでも「屋根の点検商法に関する相談件数」は年々増加しています(-_-;
一見すると、親切な業者が屋根の修理や点検を申し出てくれているように感じられる訪問販売ですが、実際には「必要のない工事をすることになった」「結果的に高額な請求をされてしまった」など、数々のトラブルが報告されています。
なぜ訪問業者に屋根の工事を依頼することがオススメできないのか、その理由やよくある事例を踏まえつつ対策方法をご紹介したいと思います(*^^)v
気を付けるべき理由としては、「不要な工事が発生する」「高額な工事契約を結ばされてしまう」などの様々な問題のリスクが高いためです。
実際に発生している問題を元に、それぞれ確認してみましょう。
訪問業者はよく屋根の問題点を指摘してきますが、実際に別業者が点検してみたところ、指摘された問題は確認できなかったというケースが珍しくありません(–;
街の屋根やさんにおいても「近くを通った業者から棟板金の問題を指摘された」というような旨のご相談をよく頂きますが、調査にお伺いしてみると何も問題は無いことが多いです。
▼参考までに、訪問業者からの指摘を受けた棟板金調査事例をご紹介いたします。
>>棟板金の浮きを指摘された屋根調査ですが、問題はありませんでした。
このように、有りもしない問題点を指摘して不安を煽り、必要のなかった工事を契約しようとする業者が存在しているのです(–;
これが一番の問題点かと思います。
前述した「何も問題が発生していない屋根の指摘」と共によく用いられる手法で、「無料で点検しますよ」と言って屋根の上がり、お客様から見えない屋根上であることを良いことに瓦や棟板金を故意に破損してしまうのです。
その被害状況を写真を撮影し、点検結果として見せられると「工事が必要だったんだ…!」と騙されやすくなってしまいます(-_-;
大切な屋根を利益のために壊す、同じ屋根業者として許せない行為です。
ここまでご紹介してきたように、悪質な業者は虚偽の報告や不安を煽る手法を使い、高額な屋根リフォーム契約を結ばせようとします。
実際の相場からかけ離れた高額な見積りであっても、その場の雰囲気や営業トーク、そして「屋根を見てもらったから断りずらい」といった消費者側の心理を突いてくることで契約に繋げられてしまうことが多いようです。
また、その場での契約を結ぼうとしてくることが多いため、「今ならすぐ工事に取り掛かれるが、その後になると予約が入っているため数か月後になってしまう」といったスケジュールの問題を出してきたり、「大幅値引きで対応しますよ!」といった交渉を持ちかけてくることがあります。
実際には最初に提示されていた金額が高く、大幅値引き後の値段でも相場からは少し上の可能性があるため、その場での契約はせずに相見積もりなどで適正価格を確認することが必要です(^▽^)/
訪問業者がよく使う指摘パターンには「屋根が劣化している」「棟板金が外れている」「雨漏りの危険がある」などがあります。
これらの指摘は実際には事実でないことも多く、特に屋根は見えにくい部分が多いため、訪問業者の指摘には疑念を持って慎重に対応することが重要です。
ご相談を頂いたケースでは「地上から見ただけでどう判断したのだろう?」と思える指摘内容だったことも多くあります。
その対策としてか、「近所で屋根工事をしていてたまたま問題点を発見した」と伝えに来るパターンもありますが、こちらも実際には近隣での工事など行っていないことが多いため、注意が必要な指摘内容となります。
訪問業者への対策方法として、何よりも守るべき2点をお伝えします。
それは「屋根には絶対に上げないこと」と「その場での契約はしないこと」です(^▽^)/
ここまでご紹介したように、屋根に上げてしまうとこちらからは何をされているのか確認ができず、故意に屋根へ問題を作られてしまう可能性があります。
そのため、絶対に訪問販売を持ち掛けてきた業者は屋根に上げないようにし、後日別の信頼できる業者へ無料の点検を依頼するようにしましょう(*^^)v
信頼できる業者を選ぶためには、口コミや評判、そして実績を確認することが重要です。
施工実績をホームページでたくさん公開している業者は多くありますし、Googleのクチコミでも「指摘を受けた屋根をしっかり点検してくれました!」といった内容の投稿がされていることもありますので、そういった業者を探してみると安心して調査を依頼することができます(^▽^)/
屋根に上げないことやその場での契約をしないためには、訪問業者に断りを告げる必要があります。
もし内容に困ったら、「知り合いに業者がいるので頼んでみます」や「以前工事した屋根業者に一度連絡を取ってみます」というように、既に頼る業者が存在していることを伝えると効果的です(*^^)v
訪問業者からの契約を急かされたり、高額なリフォームを勧められた場合は、即決せずに他の業者と比較検討することが必要です。
火災保険が適用できる?屋根工事・屋根修理【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
その他の工事
【施工内容】
その他の工事
【施工内容】
その他の工事