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更新日:2024年09月19日
屋根のリフォーム方法として多くの方がイメージされるのが、「塗装メンテナンス」ではないでしょうか(・・?
見た目・景観はもちろん、塗膜による保護機能・屋根材の寿命を回復させる為にも定期的な塗装工事は必要です!
しかし、いくら最適な時期に塗装メンテナンスや部分的な修理を行っていたとしても、屋根の寿命はいずれ限界を迎えてしまいますので屋根全体のリフォームが必要となります!
そうした中、近年、屋根全体のリフォーム方法として採用されることが多いのが「屋根カバー工法」です!
そこで、この記事では屋根カバー工法の施工方法やメリット・デメリットと併せて、新規屋根材におすすめな「ガルバリウム鋼板屋根材」について詳しい情報を解説いたします!
屋根カバー工法は「重ね葺き」とも呼ばれる、既存の屋根の上に新しい防水紙(ルーフィング)や新しい屋根材を重ねることで屋根をリフォームする人気の施工方法です(^^)/
この工法の大きな特徴は古い屋根をほとんど撤去せずに施工できる点にあり、撤去や廃材処分にかかる費用が不要となる事からリフォームの費用を抑える事に繋がります!
特に古い屋根材にアスベストが含まれている場合には、その撤去費用は高額になる傾向にありますのでメリットは一層大きくなります!
また、作業にかかる手間も削減されることを理由として、工期が短縮され住宅の居住者や近隣への影響も最小限に抑える事が可能な点も優れたポイントです😊
さらに、屋根カバー工法を実施すると、必然的に屋根は二重構造になります!
その為、断熱性や遮音性が向上し、室内の快適さアップにつながる事も大きな魅力です(^^♪
一方、屋根カバー工法にはいくつかのデメリット・注意点がありますので、そちらもご紹介いたします(>_<)
まず最も重要な点として挙げられるのが、既存の屋根の上に新しい屋根材を使用するため、屋根全体の重量が増加してしまう事です😰
屋根の重量増加はお住まいの重心を高くしてしまう事に繋がり、地震の際にお住まいの揺れを大きくしてしまう可能性があります!
特に築年数が経過しているお住まいの場合、古い耐震基準で設計されている事からその影響が大きく生じてしまうケースもありますので注意が必要です。
また、葺き替え工事と違い、カバー工法は屋根材の固定先として重要な役割を担う「野地板」の交換やメンテナンスが行われません。
雨漏りなどを原因として野地板に著しい劣化・腐食が見られる場合には採用する事が出来ず、さらに凹凸が大きい瓦屋根への採用も困難です。
上記の様に屋根カバー工法をご検討される場合は屋根の重量増加や、既存屋根の状態・材質など条件によっては採用が出来ない場合がある事を念頭に置いておく必要があります!
まずは信頼できる施工業者・リフォーム会社を選び、相談をしてみましょう!
屋根材として使用される建材の種類・素材は様々ですが、屋根カバー工法に使用する新規屋根材としておすすめしたいのが「ガルバリウム鋼板屋根材」です!
まず、ガルバリウム鋼板屋根材の一番のメリットとして挙げられるのが、軽量性です(#^^#)
その薄い形状から屋根材の中でも最軽量であり、スレート(コロニアル・カラーベスト)の約1/4、瓦と比較して約1/10の重量しかありません!
屋根の重量増加が避けられないカバー工法に最適な屋根材と言えます(^^♪
また、高い耐久・耐腐食性を備えている事も大きな魅力です!
施されているめっきによって金属素材でありながら「錆」に非常に強い特性を備えており、長期にわたってお住まいを守ってくれる優れた性能を備えています!
上記の通り、ガルバリウム鋼板は優れた性能を備えますが、近年ではさらに改良が加えられた「SGL(エスジーエル)鋼板」という材料も登場しています!
めっき組成に2%のマグネシウムを加える事で、従来のガルバリウム鋼板と比較して約3~6倍も錆びに強いとされています(#^^#)
SGL鋼板が使用された断熱材一体型の金属屋根材「スーパーガルテクト」などもぜひご検討ください!
屋根カバー工法のデメリットとしてもう一つ挙げられるのが、過去にカバー工法が施工されている場合には再度カバー工法を施工する事が出来ないと言う点です!
そこで、次に過去にカバー工法が施工されたお住まいの現地調査~屋根材の撤去までの流れを詳しくご紹介いたします。
国分寺市本町にお住いのお客様よりお問い合わせ頂き現地調査にお伺いしたことが工事のきっかけになりました!
当初外壁塗装のご相談いただいておりましたが太陽光パネルの設置をしたいとのことで別途屋根の工事も行わせていただくことになりました。
既存の屋根材がアスファルトシングルという屋根材で、前のオーナー様の時に工事を行ったそうなのですがどんな工事を行ったかの記録が残っていないとのことで屋根材を剥がしてみないとなんとも判断がつかない状況でした、、、
棟板金を撤去してシングルを剥がしてみると粘着タイプの防水紙が出てきて、その下にはスレートがありましたので前回は屋根のカバー工事を行っていたようです。
カバーされた屋根の上に更に乗せることはできないので既存の屋根材及びもともとの屋根材も撤去しての葺き替え工事をおこなわせていただくことになりました(^^)/
粘着タイプの防水紙ががっちりくっついており剥がすことはできなかったため、一枚一枚カッターを入れてスレートごと撤去する形にします。
通常の撤去よりも手間がかかってしまいますので時間はかかってしまいますが丁寧に剥がしていきます!!
既存のスレートの撤去まで完了いたしました!
面で解体を行い、野地板の増し張りと防水紙の施工まで進め、数日に分けて作業を行いました。
また、既存のスレートはパミールというスレートで耐久性が非常に低い屋根材になります。
太陽光パネルの設置の際に屋根のカバーを進めてくる業者もおりますが、できるだけ屋根の葺き替え工事で下地の補強まで行ってから取り付けを行うことをお勧めします!
私達、街の屋根やさんは今回ご紹介をさせていただきました、カバー工法による屋根リフォームの実績・知識を豊富に持っております!
専門のスタッフが現地調査にお伺いをさせていただき、現在のお住まいの状態をしっかりとチェックした上でお住まいのお困り・ご不安事の原因を解決・対策に繋がる適切な施工方法をご提案させて頂きますのでご安心ください(^^)/
外壁・屋根工事に関してご質問や点検のご依頼・お見積もりの作成まで無料で対応させていただいておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!!
HPには施工事例やお客様の声、リフォームに関するお役立ちブログも多く掲載させて頂いておりますので、併せてご覧くださいね(^^♪
【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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