屋根の苔を対策したい方へ!コケが発生する原因や除去手段、そして再発生の防止策を徹底解説いたします
更新日:2024年08月06日
屋根や外壁に苔が繁殖しだすと緑や黄色の変色が目立つようになります。
せっかくこだわって決めた屋根の色も褪せた印象となってしまいますし、苔を放置していても問題ないのか不安な気持ちにもなると思います(-_-;
「苔を落とす方法を知りたい」「苔が再発生しないようにするにはどうしたらいいの?」というお悩みを解消するべく、屋根に苔が発生してしまう原因や知っておきたい苔放置の危険性について、本記事で分かりやすくポイントをお届けしたいと思います(^▽^)/
屋根に苔が発生する原因
苔の発生を対策するためにも、まずは「どうして屋根に苔が繁殖するようになるのか」について解説いたします(*^^)v
屋根に苔が発生する主な原因は以下の通りです!
屋根面の防水効果が低下している
屋根の防水効果が切れていると雨水が吸収されやすくなり、苔が繁殖しやすくなります。
苔が目立つようになりやすいのは、スレートやセメント瓦などの塗装メンテナンスを必要とする屋根材です。
これらの種類の屋根がなぜ塗装を必要としているかというと、屋根材自体の防水性が低い、もしくは防水機能をそもそも持ち合わせていいないため、塗装で表面をコーティングすることによって雨水を弾いているためです(^▽^)/
その塗装による表面の塗膜に経年劣化が生じてくると、だんだん撥水が難しくなり雨水が流れにくくなったり、屋根材が吸水して水分を保持するようになります。
水分を好む苔や藻・カビなどにとっては繁殖が容易な環境となってしまうため、「新築時やリフォーム後は平気だったのに数年経つと苔が生え始めた」という状態になるのです(-_-;
逆に、塗装をしなくとも雨水が浸透しない陶器瓦(和瓦や洋瓦)は苔がびっしり生えてしまう印象はありませんよね?
それほど屋根の防水性と苔の発生には密接な関係があるのです。
日当たりの悪さも関係します
前項の原因と重なる部分でもありますが、日が当たりにくい箇所では雨が乾きにくく、乾燥が遅れることで湿気が溜まりやすくなり苔が繁殖しやすくなります。
「屋根は空を向いているのに日当たりの良し悪しがあるの?」
という疑問も抱かれやすいのですが、太陽が日中は南側を通過する影響から、北面の屋根は意外と日当たりが悪くなりやすいのです。
また、二階建て以上のお住まいですと上階部分の陰になる下屋などでも苔が発生しやすくなります。
<苔が発生しやすい条件>
苔が屋根に発生しやすいかどうかは立地環境にもよるところがあります。
例えば近くに森や川がある場所では苔の胞子が飛びやすいため、必然的に苔が発生しやすいのです。
ですので、特にそういった自然環境が近くにある場合は、屋根に苔が発生しだしていないかどうかを定期的にチェックしてみると良いでしょう(^▽^)/
発生した苔の除去方法は?
発生してしまった苔の除去方法としては、除草剤を用いてブラシなどで落とすような方法もありますが、通常では屋根に上る手段がなく、当然高所となり危険ですので、ご自身での掃除は手段として候補に入りませんよね(-_-;
苔が繁殖している箇所は湿っていることが多く、汚れも付着していることからズルズルと滑りやすいことがほとんどです。山や川で足場に苔が生えている箇所もそうですよね。
ですので、専門業者による洗浄が苔の除去方法としては最有力候補となります(^▽^)/
たいていのコケは高圧洗浄で除去できますので、気になる場合は一度専門業者に相談してみることがオススメです。
危険ですので、DIYとしての作業は行わないようにしましょう。
高圧洗浄でも根本的な解決には至らない
苔の除去は高圧洗浄によって十分可能ですが、先ほどもお伝えしたように屋根面の防水性が落ちている場合には再度繁殖してしまいます(>_<)
コケを抑えるためには、屋根塗装によって再び防水性を十分に保持させることが必要となります!
今後の対策としては屋根塗装
塗膜が劣化して剥がれたりすると防水性が一気に落ちますので、苔を発生させにくくするためには「耐久性の高い塗料」や「防カビ・防藻機能のある塗料」などを選ぶようにすると良いでしょう(*^^)v
ただ、屋根塗装をしても苔を生えなくするようにすることは不可能です。
どうしても日陰となる部分は早い段階で苔が生えやすく、塗料も必ず劣化してしまうものですので、防水性の低下は免れません。
定期的な屋根塗装を繰り返すことが防止策としては最適なんです。
逆に、苔が目立ちだしたら屋根塗装が必要な目安として判断することができます(^▽^)/
塗装による防水性の向上はコケの繁殖だけでなく、雨水の影響を抑えることで屋根材自体の耐久性維持にも大きく貢献してくれます。
また、他の劣化要因である紫外線の影響も塗膜が丈夫であれば抑えることができるため、塗装を必要とする屋根材を長持ちさせるためにはぜひ検討していただきたいです。
塗装ではコケが目立ちにくい色として、ブラウンやグリーンの塗料を選ぶことも一つの対策手段ですね(*^^)v
屋根塗装の費用相場
屋根塗装の費用は税込484,000円~880,000円が相場となりますが、工事によって塗装する面積や使用する塗料のグレードなどでもかなり変動いたします。
そのため、塗装を検討する際には無料のお見積もり作成をまずはご活用いただき、ご自宅の屋根を塗り替えるのにはどれくらいの金額が必要なのかを知ることを第一歩としていただければと思います。
私たち街の屋根やさんでは、無料のお見積もり作成後にキャンセルとなっても費用は発生いたしませんので、ぜひお気軽にご利用いただければ幸いです!
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