
HOME > ブログ > 漆喰が剥がれてしまうのはなぜ?原因から対応方法まで徹底解説!.....
更新日:2024年07月22日
瓦屋根において「漆喰」は棟瓦の土台部分を保護し、さらに瓦を固定してズレを防ぐ大切な役割を担っています!
しかし、その一方で「自宅の庭に漆喰と思われる白い塊が落ちていた(>_<)」と言うような、漆喰がボロボロと剥離してしまうトラブルでご相談を頂くことの多い箇所でもあります😥
今回は漆喰が剥がれてしまう原因・対処方法をはじめ、実際の施工事例の様子と併せて劣化した漆喰の様子をご紹介いたします(^^)/
漆喰が剥離してしまう原因は、太陽からの紫外線・雨風を受け続けることによる「経年劣化」です!
耐用年数は15~20年と言われており、経年劣化が進行する事でボロボロと剥離症状が進行してしまいます😥
冒頭でもお伝え致しました通り、漆喰は棟瓦の土台を保護・瓦のズレを防止する役割を担っています。
その為、漆喰の剥離が著しく進行してしまいますと棟瓦の土台部分への浸水・流出や周囲の瓦がずれてしまうなどの悪影響を及ぼしてしまいます(>_<)
そうした状態を放置してしまいますと棟瓦の歪み・倒壊を招きますので、早期にメンテナンスをする必要があります!
まず、漆喰を上から打ち直す「増し打ち工事」という施工方法がありますが、劣化が進行している漆喰に新しい漆喰を打ち込んでも一緒に剥離してしまうリスクがあります(>_<)
その為、増し打ち工事による補修が行われる事はあまりありません!
一方、一般的に採用される施工方法が「漆喰打ち直し工事」です!
既存の漆喰を取り除き、新しい漆喰を施工する事で景観・耐久性を回復する事が可能です(#^^#)
また、漆喰の剥離症状を起因として棟瓦の歪み・倒壊が生じている場合、棟瓦を造り直す「棟瓦取り直し工事」が必要となります。
こちらは漆喰の打ち直し工事と比較して工事規模・費用も掛かってしまいますので、被害が大きくなる前に定期的な漆喰のメンテナンスを行いましょうね(^^♪
続いて、漆喰の剥離が生じている棟瓦の現地調査の様子をご紹介いたします!
墨田区立花にお住まいのお客様より「訪問業者から瓦がズレていて危ないと指摘されたので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただき現地調査にお伺い致しました。
瓦がズレているという事で詳しくお話を聞くと棟の瓦を指摘されたという事で、確認するとのし瓦がズレておりました。
のし瓦がずれる原因は、劣化や剥がれた漆喰、割れた瓦などの不具合が挙げられます。これらの状態が放置されると、雨漏りの原因となる可能性が高くなります。そのため、定期的な点検と修繕が重要です。
のし瓦がズレる原因の漆喰の剥がれです。
棟の漆喰が剥がれる原因は、長期間の使用や気候条件による劣化が主な要因です。
漆喰が劣化すると、棟瓦が歪んだり固定力が低下したりすることがあります。
また、漆喰が剥がれることで内部の土が流れてしまい、棟の歪みや崩壊を引き起こす可能性があります。
その他にも雨漏りの原因になりますので定期的な点検とメンテナンスが重要です。
棟の端部の巴瓦も漆喰が剥がれていました。
巴瓦は鬼瓦よりも外側に設置されており、漆喰が剥がれてしまうとグラグラと動いてしまい風災害に遭いやすい部分ですのでこちらも定期的な点検とメンテナンスが重要です。
調査完了後、お客様へ調査の内容をご説明し、棟取り直し工事のご提案を致しました。
私達、街の屋根やさんは点検~お見積りの作成まで無料にて実施させていただきます。
棟取り直し工事の費用につきましては、税込18,150円/m~承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
和瓦?セメント瓦?漆喰補修や塗装などのメンテナンス【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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