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塗装が必要なセメント瓦、今後も長く住むなら塗装ではなく葺き替え工事をオススメする3つの理由をご紹介!

更新日:2024年06月25日

 お住まいの屋根がセメント瓦の方は多くいらっしゃいます(^^
 
 ですが、セメント瓦は形状が似ている陶器瓦とのメンテナンス方法の違いや、今後の補修が難しい点など注意するポイントがいくつかあるため、いざ工事を行おうと思った段階で想定と違う施工方法を提案されることがあるかもしれません。
 
 そこで今回は、セメント瓦で知っておきたい情報とオススメな工事方法について確認してみましょう(*^^)v

セメント瓦の特徴や注意点

セメント瓦はどんな屋根材?

 セメント瓦はセメントと繊維を混ぜて成型された屋根材です。
 
 伝統的な和瓦を始めとした『陶器瓦』と形状は似ていながら、セメントを型に流し込む方法で大量の製造が容易だったため、安価かつ瓦屋根の雰囲気をもたらしてくれる点が評価され多くのお住いで使用されるようになりました。
 

陶器瓦との相違点→塗装が必要

 セメントが主原料となっていることから、屋根材そのものに防水性は備わっていません
 そのため、定期的に塗装を施すことで雨水を弾き、塗膜による防水性を維持することで表面を保護する必要があります。

 塗装を全く必要としない陶器瓦との大きな違いは、この塗装による防水性維持の必要性です。

 

セメント瓦の現在

 実は、現在の住宅屋根にはセメント瓦がほとんど使われなくなっています。
 セメント瓦が屋根に葺かれていたのは30年以上前のことなんですΣ(・ω・ノ)ノ!
 
 では、なぜ現在では選ばれなくなってしまったのでしょうか?
 その理由を2つに分けてご紹介いたします(^▽^)/
 
<セメント瓦のデメリットが目立った>
 
 前述した定期的な塗装を怠ると、セメント瓦は劣化しやすくなり、強度が低下して割れやすくなる可能性があります(-_-; 

割れてしまったセメント瓦


 また、陶器瓦は60年以上の寿命がありますが、セメント瓦は適切なタイミングで塗装を行うことで30~40年程の耐用年数となっています。
 
 さらに、瓦屋根として漆喰の補修も行わなければなりませんので、こうしたメンテナンス性の高さと耐用年数のバランスが他の屋根材と比較して悪く、使用率は下がっていきました。
 
<現在はほとんど製造されていない>
 
 以前使用されていたセメント瓦のほとんどが廃盤となっているため、屋根材として選ぼうと思っても商品がない状況です。

現在は廃盤が多いセメント瓦

 廃盤の理由は様々ですが、やはり前項のデメリットが目立ったことで人気が低迷したことが大きな要因となっています(-_-; 
 
 一部の会社が製造を行ってはいますが、30年ほど前まで使用されていたセメント瓦と同じ種類の在庫とはならないため、例えば補修などを行おうと思っても差し替えるための瓦が見つからないことも問題点として挙げられます。

メント瓦がアスベストを含んでいる可能性は?

 以前は建材の耐久性や耐火性を高めるためにアスベストが混ぜられていました

 現在では健康被害を抑えるために規制されたため、建材に使用されていることはありません。
 ですが、セメント瓦がよく使用されていた時代ですとアスベストが混ぜられていましたので、お住いの屋根材に含まれている可能性は高いです。
 
 屋根材のアスベストはわざと砕いたりしなければ飛散して吸い込んだりはしないため、普段の生活でご心配されることはありません(^▽^)/

もしかしたらアスベストが含有しているかもしれません


 ただ、屋根リフォーム時にセメント瓦を処分する場合、アスベストを含んでいると廃材処分費用が高くなりますので、工事費用が想定よりも掛かってしまう可能性には注意が必要です。

セメント瓦屋根には葺き替え工事がオススメです

 セメント瓦は塗装が必要とご紹介いたしましたが、これからも長くお住いになる予定の屋根であれば、今後のことを考えると葺き替え工事がオススメとなります。
 その理由を簡単にご紹介いたします(^▽^)/
 

◆既に寿命を迎えている可能性が高い

 セメント瓦が使用されなくなった時期から考えると、30年以上前に施工された場合がほとんどとなります。
 
 すると塗装を継続してきたセメント瓦でも寿命が近く、今後はひび割れなどの傷みが頻発するようになります(-_-; 
 また、下地材の防水紙も30年経過していることになりますので、同様に耐用年数が切れて雨漏りのリスクが高い状況へと進んでいきます。

防水紙も併せて傷んでいる可能性が高い


 今後の雨漏りを防ぎつつ寿命の問題を解決するなら、葺き替え工事が必要となるのです(^▽^)/

◆今後の補修が難しい

 セメント瓦はほとんどが廃盤になってしまっているため、補修・修理のための在庫が手に入らない状況となっています(-_-; 
 
 塗装でしばらくの間は屋根材の耐久性を維持することができますが、補修に対応できないと結局は葺き替えの必要性がどんどん高まる為、問題が発生する前の工事が推奨されます。
 

◆耐震性の大幅な向上に繋がる

 現在は金属屋根のシェア率がトップになるほど、金属屋根材が評価されています。
 耐久性が高くなったこともそうですが、スレートを抑えてトップにのし上がった一番の要点はその『軽さ』でしょう(^▽^)/

耐震性向上なら金属屋根への葺き替えがオススメ


 屋根が軽量になれば建物の揺れも減少し、構造部に掛かる負担が減らせます。
 
 セメント瓦は重たい屋根材の為、葺き替えでガルバリウム鋼板製の屋根材へとシフトすることで耐震性を高め、屋根を新しくすることができます!

屋根工事のご相談ならまずは無料点検から!

 もし雨漏りが発生しておらず、大規模なリフォームはまだ考えていないという場合には、雨漏りの原因となりやすい漆喰のメンテナンスとして棟瓦取り直し工事の実施もオススメです。

漆喰の劣化


 こうした判断は屋根の現状を見て判断することが確実ですので、一度専門の業者に屋根上を調査してもらうことも大切です!
 
 私たち街の屋根やさんではセメント瓦のメンテナンス・リフォームの経験も多くあり、最適な工事をご提案させていただきます!
 無料でお見積もりの作成まで承っておりますので、ぜひお気軽に活用してみてください!

 記事内に記載されている金額は2024年06月25日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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