長寿命の瓦屋根を再利用!屋根葺き直しとガーデニングへの活用方法
更新日:2024年01月24日
瓦屋根は屋根材の中でもダントツの耐久性を誇っています。
寿命もなんと50年~100年と非常に長く、中古で購入した家の瓦屋根がまだまだ続けられるという方も多いかと思います。
ですが屋根は瓦だけで構成されてはいないため、防水紙や野地板の寿命に合わせてメンテナンスを実施していく必要があります(^▽^)/
そこでこれまでの瓦をどうするか考える必要が出てくるのですが、今回はそんな瓦の再利用での活用方法について見ていきたいと思います!
瓦は再利用できる
瓦の再利用として、今回は大きく2つに分けて考えたいと思います!
その2つとは、
「屋根葺き直しで屋根材として再利用する」
「瓦をお庭の砂利やガーデニングの一部として再利用する」
です(^▽^)/
■屋根葺き直しで屋根材として再利用する
屋根葺き直し工事をご存知でしょうか?
これは屋根材を傷めずに取り外すことが可能な瓦屋根で実施可能な工事です。
葺き直し工事では瓦の下にある野地板・防水紙等を補修した後、これまでの瓦を文字通りに葺き直します(^^)
既存瓦の処分費や新しい屋根材の資材費が掛からないため、葺き替えよりも金額を抑えてメンテナンスすることが可能なんですね(^▽^)/
また、瓦を再利用することで印象が変わらないという利点もあります。
「これまでの屋根の雰囲気が好きだから継続したい」というご要望にもお応えしやすい工事です!
瓦屋根葺き直しにもデメリットはある?
一方で、瓦を葺き直しする際には注意点やデメリットもあります。
まず、印象が変わらないというのはメリットですが、イメージチェンジを望む方にとってはデメリットとなります。
また、メリットとして資材費や処分費が抑えられるとご紹介しましたが、こちらは言い換えればそれらを足すことで新しい屋根を手に入れることができるという事です(^▽^)/
重量のある瓦屋根ではなく軽量な金属屋根へ葺き替えると、お住いの耐震性も大幅にアップいたしますので、予算や今後も長く住むかどうかなどを考えると葺き替えの方が適していることが多いことも踏まえて、工事を選択することが重要です。
どちらが良いか決めにくい……という場合には、ぜひ無料診断時で街の屋根やさんのスタッフに相談してみてください(*^^)v
瓦をお庭の砂利やガーデニングの一部として再利用する
瓦は粘土を焼いた吸水性の低い素材であり、その特性を活かして水や湿気の多い庭に使用することができます!
瓦を使ったガーデニングでは、例えば瓦を区切りとして使うことで、庭や花壇をこれまでと変わった雰囲気で仕分けることができます。
また、基本的に瓦は自然素材ですので、ガーデニングへの使用は環境に優しい再利用方法です(*^^)v
瓦を再利用することで、新たな資源を使わずに済むため、環境に負荷をかけることなく、ガーデニングを楽しむことができます。
砂利としても使用可能
瓦を粉砕することで、砂利のように地面へ敷くことも可能です。
瓦は吸水性が低いため水が捌けるのも早く、日光を遮ることで防草効果も期待できるんです(^^♪
今後も瓦屋根の葺き替え件数は増えていくかと思いますので、こうして別の用途に再利用できるとエコで次の世代に引き継ぐこともできるため、嬉しいですね(^▽^)/
瓦チップの名称でホームセンターでも販売されていることがありますので、もしご自宅の瓦屋根を葺き替える際にはお庭への再利用も検討してみると楽しいかもしれません(*^^)v
最後に、葺き替え工事と葺き直し工事の気になる参考費用をご紹介いたします。
■屋根葺き替え工事:税込20,900円/㎡~
■屋根葺き直し工事:税込13,200円/㎡~
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
関連動画をチェック!
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています
。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
4つのチェックポイントで瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう
「瓦屋根はメンテナンスフリーだから安心」 と、ご自宅の瓦屋根のメンテナンスを怠っていませんか? 瓦屋根は半世紀、またはそれ以上もの耐用年数を期待できる大変寿命の長い屋根材ですが、台風や強風が吹いた際に最も多くの補修や点検のご依頼をいただきます。 長寿命の瓦屋根をさらに安全に、安心してお住ま…続きを読む粘土瓦・コンクリート瓦・セメント瓦、 瓦の種類・見分け方とメンテナンス方法
古くから使用されている屋根材、それはなんといっても「瓦」でしょう。皆さんが瓦と言ってイメージするのは寺社仏閣のような和風建築のものですか?それとも地中海風の建物に見られるオレンジ色のグラデーションのかかった屋根でしょうか?瓦屋根はその形状により分類もできますし、使用している材質によっても分類でき…続きを読む瓦屋根のさまざまな補修とリフォームの費用と価格
街の屋根やさん東京ではお客様にご安心とご満足いただけるよう10のルールを定めました。スタッフ一同、このルールを厳守し、お客様がご納得されるサービスを提供することを。お約束いたします。…続きを読む知ってお得!屋根の便利な豆知識
普段に何気なく眺めている屋根ですが、近所のお住まいを見渡しただけでも、様々な形、様々な材料が使われていることが分かと思います。 また、グーグルアースなどでは世界中の屋根を眺めることができます。素敵なデザインのものもあれば、ユニークでかわいらしいものもあります。屋根の勾配とデザイン屋根の勾配が緩やか…続きを読むこれまでの瓦を再利用!瓦屋根葺き直しの2つのメリット・デメリット
これまでの瓦を再利用して屋根を葺き替えるから地球に優しい 一旦、屋根材(瓦・天然スレート)を取り外し、防水紙や野地板を交換・補修してから、これまでの屋根材を再利用して屋根を葺き直す工事です。既存の屋根材を新しい屋根材に交換する屋根葺き替えと似ていますが、これまでの屋根材を再利用するところが大きく違い…続きを読むあなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
このページと共通する工事内容の新着施工事例
- 品川区荏原で劣化したコロニアルNEOの屋根にスーパーガルテクトのシェイドブラックを使ったカバー工事を行いました
-
【施工内容】
- 葛飾区細田にて強風の影響で棟板金が飛散!火災保険を申請して棟板金交換工事(135,000円)を実施!
-
【施工内容】
- 杉並区南荻窪にて屋根の葺き替え工事と天窓の交換工事を税込1,470,000円で行わせていただきました!
-
【施工内容】