
HOME > ブログ > 大田区中馬込で調査した屋根はアスベスト入りのグリシェイドでし.....
更新日:2021年05月17日
大田区中馬込で屋根の調査をさせていただきました。登ってみると、軒先側の切り口がまっすぐになっている特徴的な形のスレート屋根でした。これは「グリシェイド」というクボタ(現:ケイミュー)から出ていた屋根材です。グリシェイドはロングセラーの屋根材で、何度かバージョンアップを繰り返して今でも存在している屋根材です。グリシェイドは大手のハウスメーカーさんが新築建設時に一括発注しなければ取り扱いができない屋根材で、もし同じ屋根で葺き替えをしたいとなっても、基本的にリフォーム業者では取り扱うことができません。そのため、サイズが同じものなどで代用することになります。今回のものは建物の築年数からみて1996年~2001年まで製造されていたモデルとなります。
製造年から屋根材へのアスベスト含有が確認できますが、今回のグリシェイドはアスベスト含有のモデルでした。アスベストは屋根材を粉砕して飛散させない限りは健康上の影響はないので、基本的にはアスベストが使われている屋根材でも心配は不要です。アスベストはその昔、建材を頑丈にするための素材として使われていました。そのため、アスベストが入っている屋根材は非常に頑丈で、20年程経っていてもひび割れもしていないものも珍しくありません。メリットの一方でアスベストは今や処分費が非常に高いという特徴もあり、葺き替え工事を行う際はアスベスト処分料という費用が余計にかかってくるデメリットもあります。
アスベストは処分費が高くなるため、処分費が発生する葺き替え工事よりも、上から屋根を被せるカバー工事を選択する方が多くなっています。カバー工事は処分費がかからないメリットはございますが、屋根が重くなってしまうというデメリットもあるため、建物の築年数などを考慮してお住まいに最適な方法でのメンテナンスを考えていきましょう。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年05月17日時点での費用となります。スレート屋根カバー工法で選べる屋根材【街の屋根やさん】
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