コロニアルネオに見られる劣化症状と補修の重要性|練馬区平和台での事例から学ぶ
更新日:2025年05月28日
コロニアルネオは、かつて住宅の屋根材として多く採用されてきたスレート系屋根材です。
しかし、耐久性や安全性の観点から、現在では様々な劣化症状が報告されており、適切なメンテナンスが必要とされています。
今回は練馬区平和台の現場で確認された実際の写真をもとに、コロニアルネオの特徴や劣化リスク、修繕の必要性について詳しくご紹介いたします。
コロニアルネオとはどんな屋根材?
コロニアルネオは、ケイミュー株式会社(旧:クボタ松下電工外装株式会社)が製造していたスレート系屋根材で、2001年から2010年まで販売されていました。
軽量で施工しやすく、住宅の屋根材として当時は非常に人気がありました。
しかし、アスベスト(石綿)を含まない無石綿スレートであるため、耐久性に難があり、割れやすい・脆いといった問題が報告されています。
練馬区平和台の現場で確認された劣化の様子
今回、練馬区平和台で実施した調査では、コロニアルネオの割れや劣化が複数箇所にわたって確認されました。
まず、屋根全体の様子を確認すると、表面は比較的きれいに見えますが…

トップライト周辺にひび割れが集中している様子が明らかになりました。

このような状態は、トップライトまわりの構造的な負荷や水の流れによって、素材にストレスが集中している可能性を示唆しています。
割れの拡大がもたらすリスク

写真のように縦方向に入ったクラックが確認されると、そこから雨水が浸入するリスクが高まります。

また、コロニアルネオの割れは広範囲に及ぶことが多く、一部補修では済まないケースもあるのが特徴です。

特にトップライトの周囲など、雨仕舞が複雑な部分はより注意が必要です。
コロニアルネオの補修・交換方法
劣化が進んだコロニアルネオの修繕方法として、以下のような選択肢があります。
- 部分差し替え(張り替え)
割れたスレートだけを新しいものに交換します。
ただし、同素材の製品が製造中止になっているため、色や形の違いが出る可能性があります。 - 屋根カバー工法
既存の屋根材の上から新しい屋根材(ガルバリウム鋼板など)を重ねて施工します。
廃材が少なく、工期も短いのがメリットです。 - 屋根葺き替え工事
既存の屋根をすべて撤去し、新しい屋根材に全面交換する方法です。
構造体のチェックも可能で、将来のメンテナンス性も高まります。
コロニアルネオが使用されている場合の注意点
練馬区平和台での事例に限らず、以下のような症状がある場合には、専門業者による点検をおすすめします。
- 屋根材の表面に細かいヒビや割れがある
- トップライトや谷部分に水ジミや染みがある
- 台風や雹のあとに屋根から異音がした
- 他社で「コロニアルネオ」と言われたことがある
街の屋根やさんでは無料点検を実施しており、必要に応じて見積もり・写真付き報告書を作成いたします。
火災保険の適用も視野に
コロニアルネオの割れが自然災害(風災・雪災・雹災)によるものであれば、火災保険の適用が可能な場合もあります。
街の屋根やさんでは、申請のサポートや適用可否の確認もお手伝いしております。
まとめ|コロニアルネオが使われている屋根は早めの対応を
今回の練馬区平和台の事例からも明らかなように、コロニアルネオの屋根材は劣化が進行しやすく、割れやすい素材です。
そのまま放置してしまうと、雨漏りや内部構造の劣化へとつながるため、早めの点検・修繕対応が重要です。
街の屋根やさんでは、経験豊富な屋根専門スタッフが点検から修繕提案まで一貫して対応いたします。
練馬区平和台での無料点検・お見積もりはお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年05月28日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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