小平市小川西町で施工不良によるスレート屋根の雨漏りを屋根カバー工法にて解消
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白石
室内に少々雨漏りがあるという小平市小川西町のお客様です。現在、築37年目でスレート屋根は屋根塗装などでそれなりにメンテナンスをしてきたそうですが、防水紙とともにそろそろ耐用年数的にも限界なのではないでしょうか。雨漏りが始まったのは数か月前ということですので、しっかりと点検をして最良の解決方法を見つけたいと思います。
担当:白石
- 【工事内容】
- 屋根カバー工法 雨漏り修理
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 5日間
- 築年数
- 37年
- 平米数
- 120.0㎡
- お施主様
- T様邸
- 【工事内容】
- 屋根カバー工法 雨漏り修理
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 横暖ルーフ
- 施工期間
- 5日間
- 築年数
- 37年
- 平米数
- 120.0㎡
- お施主様
- T様邸
【点検の様子】
小平市小川西町で雨漏りしているというお部屋です。雨水が垂れてくるというところに雑巾が張り付けてありました。雨が多くなければ、雑巾から雨水が滴ってくるということもないとのことなので、それほど酷い雨漏りではないようです。小屋裏を点検したところ、雨水が染みて黒く変色している部分もありました。
屋根の化粧スレートはとても綺麗ですね。それなりにメンテナンスしてきたということですから、何度か塗装されているのでしょう。しかし、棟板金おかしな施工がされている場所もあります。棟板金を固定しているビスが脳天打ちされています。通常は棟板金の垂直となっている側面に打つのが普通です。
スレートとスレートの重なり部分ですが、隙間はあるものの充分とは言えません。この隙間は屋根の内側に入ってしまった雨水や湿気を排出するために必要なもので、狭すぎると毛細管現象を起こして逆に雨水を吸い上げ、雨漏りを発生させる原因になります。棟板金も大きく変形しています。脳天打ちされたビスと充分な隙間を設けられていないスレートの重なり部分が雨漏りの原因となっているのでしょう。
【施工の様子~横暖ルーフを使用したスレート屋根への屋根カバー工法】
これまでの屋根の上に新しい屋根を被せる屋根カバー工法で雨漏りを止めます。新しい屋根を被せる際、棟板金やそれを固定している貫板は不要となりますので、撤去していきます。撤去したら、この上に防水紙を敷いていきます。防水紙はタディスセルフを使用しました。
屋根前面に防水紙を敷いていきます。タディスセルフは粘着力が強い防水紙なので、ずれることがありません。また、ゴムアスとも呼ばれる改質アスファルトルーフィングなので、釘を打たれたところの穴も極めて拡がりにくいことが特徴です。
金属屋根材の横暖ルーフを葺いていきます。横暖ルーフは断熱材と一体となった屋根材で、改良されたガルバリウム鋼板が使われています。いわゆるめっき鋼板なのですが、そのめっき成分が改良されており、従来の3倍の耐久性があると言われています。塗膜15年、赤錆20年、穴開き25年というメーカー保証がつけられている製品です。
外壁との取り合いに水切り金具を付けていきます。こういった異種の建材が出会う場所は雨水も浸入しやすいので、しっかりとした施工が必要です。屋根への横暖ルーフの設置もほぼ終わりました。
横暖ルーフの取り付けが終わりましたら、屋根の棟へ棟板金を設置するための貫板を取り付けていきます。今回は水分に強く、なおかつ容易に手に入る杉板を使用しました。
【竣工、横暖ルーフを使用したスレート屋根への屋根カバー工法】
棟板金を取り付けて、固定しましたら、屋根カバー工法は完了です。棟板金の固定するビスは垂直の側面に打ちます。いくらメンテナンスされていても、それがまちがった方法であれば、意味がないどころか、逆にお家を傷める結果となってしまいます。屋根をメンテナンスする際はしっかりとして専門業者をお選びください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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