
HOME > ブログ > 町田市金井にてモニエル瓦の点検、モニエル瓦は廃盤品なので屋根.....
更新日:2023年11月06日
町田市金井にて屋根の葺き替え工事をご検討されているお客様よりお問い合わせいただき、現地調査にお伺いしてまいりました。
既存の屋根材はモニエル瓦でした。モニエル瓦は日本モニエルという会社が製造販売していた瓦です。正式には乾式コンクリート瓦と言ってコンクリートを成型して製造された瓦です。日本瓦や洋瓦との違いは塗装が必要かどうかという事です。同じくくりのものにセメント瓦もありますがそれぞれ性質が異なります。それぞれの見分け方は小口を確認して凹凸があるものがモニエル瓦、つるっとしたものがセメント瓦になります。
モニエル瓦は塗装のできるタイプの瓦になるのですが、上記写真のように表面に苔などが生じてしまいだんだんと汚れてきてしまいます。また、モニエル瓦にはセメント瓦との違う点がございます。それは表面に着色スラリーという層があり、通常の塗装をしてしまうとスラリー層ごと剥がれてきてしまうという事です。
モニエル瓦の塗装を行う際はスラリー層を専用のシーラーで硬化させるか、高圧洗浄を強めにかけて既存のスラリー層を撤去する必要があります。
また、上記のセメント瓦と併せて現在廃盤品となっており、現在では手に入れることすら難しくなっております。塗装を行う際には屋根の上を歩き回ることになりますので万が一にでも割れてしまったときは非常に大変なことになってしまいます。
現在モニエル瓦やセメント瓦を使用している屋根の場合は塗装工事よりも葺き替え工事の方がオススメです。
屋根の葺き替え工事は税込1,097,800円から承っております(切妻屋根60㎡、スレートからスレートへの葺き替え工事の場合)。既存屋根材や新規に使用する材料によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
セメント瓦やモニエル瓦を使用している屋根も通常の瓦屋根と同様にメンテナンスを行う部分がございます。
特に手入れをしてあげる必要があるのは棟瓦の部分になります。モニエル瓦は洋瓦と同じような工法で棟が固定されております。棟の中心に芯木という木材が通してあり、そこに棟瓦をかぶせて上からパッキンビスで留めるという納めになっています。芯木の横には漆喰を詰めて雨水の侵入を防いでいきます。
漆喰は湿気を吸ってだんだんとボロボロになっていきますので20年を目安にメンテナンスが必要です。
しかしながら先述の通り洋瓦などと異なりモニエル瓦は手に入りにくい材料になってしまっておりますので既存のものを使用しての工事はやはりお勧めしません。
記事内に記載されている金額は2023年11月06日時点での費用となります。【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
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