棟板金加工の様子をご紹介!適切な処置で雨漏りを防いでいきます
更新日:2023年04月13日
棟板金の加工
棟板金の取り付けは、取り付ける場所に合わせて加工しながら取り付けしていきます。まずは適切な長さにカットします。
棟違いになっている部分で、現在加工しているのは破風にぶつかる部分です。カットした板金を折り曲げて箱状に加工していきます。
破風の取り合い部分に納まる様に加工が完了です。雨水が入り込まない様に板金を収めてシールで止水していきます。
ここは棟板金の端の部分です。樹脂製の貫板を固定した後に板金を被せていきます。端の部分は折り曲げて固定します。
元々の棟板金は木製の貫板に釘を打ち付けて固定してありましたが、新しい棟板金は樹脂製の貫板にビスを使用して固定します。ビス(ねじ)は釘と近い抜けに強いので、今回の様に抜けたり浮いたりする心配はありません。
樹脂製の貫板も経年による劣化はありませんので痩せる事もなく、しっかりと固定する事が出来ます。
挟み込んで固定します
折り曲げる部分に線を出していきます。なるべくビスなどを使用せずに折り曲げて納めることで影響を受けにくくすることが出来ます。
適切な長さにカットした後に隅出しした位置で『ツカミバシ』という工具を使って折り曲げていきます。
折り曲げた板金をケラバの板金に挟み込んで完成です。横からビスで貫板に固定し、端の部分はケラバの板金に挟み込んで納めてありますので、しっかりと固定する事が出来ました。
汚れを清掃して完成です
板金を固定する際に踏みつけていますので、棟板金に付いた足跡を綺麗に清掃していきます。
表面をきれいに掃除して工事完了です。
劣化していた貫板も新しい樹脂製の物に交換し、釘ではなくビスで固定しておりますので、強風が吹いても安心できる状態になりました。
屋根自体の劣化は進んでおりますので、今後は屋根全体のメンテナンスの検討をご提案しました。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。
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