
HOME > ブログ > 世田谷区南烏山でパミール屋根には葺き替え工事でのメンテナンス.....
更新日:2022年4月25日
世田谷区南烏山で屋根の調査を行いました。
築16年のスレート葺き屋根で表面がだいぶ劣化していてボロボロになっていました。スレート屋根は定期的な塗装工事でのメンテナンスが必要なのですが、今回調査に伺った屋根は塗装工事でのメンテナンスはお勧めできません。
調査した屋根が塗装工事でのメンテナンスが出来ない理由は、このスレートがニチハのパミールだからです。
スレート屋根は古くからありますが、古い物にはアスベスト(石綿)が含まれていました。耐久性を高めるためにスレートを製造する工程でアスベストを含ませていたのですが、発がん性があることから法規制がかかり、2006年9月以降は製造も使用も禁止になっています。
そのため、2006年以前から各屋根メーカーがアスベストを含まないノンアスベストのスレート材を製造販売していたのですが、その中の一つが今回の屋根に使用されているニチハのパミールです。
パミールの特徴は、画像の様にスレートが何層にも分かれてしまう剥離が起きてしまう事です。製造する際に薄い層を何層にも重ねて圧縮して作られているのですが、経年によりこの薄い層が剥がれてしまい、ミルフィーユ状になってしまう不具合が起きます。
これはパミール自体の欠陥によるものですので、塗装工事でいくらスレートの表面を保護しても剥離を止める事が出来ません。そのため、パミールは塗装できない屋根と言う判断を下します。
屋根は片流れで一番高い部分には棟板金が取り付けしてあります。しかし、右の画像の様に釘の打ち損じが結構見られました。下地の貫板が薄いため横から打った釘が斜めになっていたり下地にしっかりと打ち込まれていない時にこの様になってしまいます。
今回調査した世田谷区南烏山の屋根は、劣化が大分進行しているパミール屋根でしたので葺き替え工事をご提案しました。葺き替え工事は、1㎡税込14,300円から承っておりますので、お気軽にご相談ください。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。
記事内に記載されている金額は2022年04月25日時点での費用となります。漫画で読むならコチラ
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