
HOME > ブログ > 練馬区関町南にて瓦屋根の漆喰の劣化のご相談
更新日:2022年01月24日
練馬区関町南のお客様より「瓦屋根の漆喰が剥がれ落ちてきたので、一度見てもらいたい」とご相談があり、無料点検にお伺いさせていただきました。
数か月前に瓦屋根が落ちてしまったそうで、別の業者によるコーキング処理の痕がありました。瓦屋根の隙間にコーキングが塗布される、いわゆる「ラバーロック工法」で補修されていましたが、基本的に弊社ではこの補修方法はお勧めしていません。通常、瓦屋根の重なりの隙間は雨水を通すべきもので、この部分に雨漏りが滞留することにより雨漏りを助長し、仮に大地震が起こった場合、ラバーロックによって固められた瓦が大きな塊となって地面に落下する可能性があり、大変危険だからです。
漆喰の状態です。崩れや剥がれが起きています。このままでは強風や地震などが起こった際、落下の危険性があり、剥がれた隙間から雨水の浸入を許してしまい、雨漏りに繋がる恐れもあります。漆喰は他の屋根材と同様に時間とともに劣化していきます。ひびや剥がれが出ている場合は、ちょっとした風や地震などで瓦がズレたり落下する恐れがありますので大変危険です。
棟の状態です。若干曲がっているのがわかります。これは漆喰が剥がれてしまうために起こり、棟の固定力が弱まっています。
今回は漆喰と棟の状況を鑑みて、「棟瓦取り直し工事」をご提案させていただきました。棟瓦取り直し工事は棟・漆喰・中の土を全て撤去し、新しい土を盛り込んで、新しい棟瓦を設置後、銅線で固定し漆喰を詰める作業です。こちらの工事に対して漆喰工事は漆喰の劣化が軽微な場合にはこちらの工事で済ませることができます。
私たち街の屋根やさんでは年数の経った瓦屋根の点検も承っております。築年数がかなり立っている、屋根の上から頻繁に土や欠片が落ちてくる、そういった症状のある方はぜひ、ご相談ください。
また現在、新型コロナウイルス対策として点検・工事等でお伺いする際は、マスクの着用・アルコール消毒・ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様の安心・安全に配慮しております。もしご対面でのお打ち合わせに不安を感じるようでしたら「zoom」によるお打ち合わせも承っております。ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。
記事内に記載されている金額は2022年01月24日時点での費用となります。
和瓦?セメント瓦?漆喰補修や塗装などのメンテナンス【街の屋根やさん】
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
漆喰詰め直し
【施工内容】
漆喰詰め直し
【施工内容】
棟瓦取り直し 、漆喰詰め直し