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昭島市拝島町にてスレートの点検、ノンアスベストスレートのグリシェイドNEOが使われておりました

更新日:2021年06月18日

 昭島市拝島町にお住いのお客様より、屋根の塗装をご検討中のお客様よりお問い合わせいただきまして調査してまいりました。

 スレートの主成分はセメントでもともと水を吸う素材なので塗装によるメンテナンスを必要とします。使用する塗料にもよりますが、一般的には10年スパンで塗装を行うことが理想とされております。ご自宅の屋根がスレート葺きのお客様は10年を越えた辺りで一度点検を行うことをオススメいたします。

塗装をお勧めできないスレートでした

 屋根に登って調査をすると、使用されていたのはノンアスベストスレートのグリシェイドNEOでした。グリシェイドNEOは2001年に旧クボタ(現ケイミュー)より販売されていたノンアスベストスレートです。2000年初期に製造されたノンアスベストスレートは耐久性に大きな問題を抱えております。ノンアスベストスレート製造のノウハウがまだ拙く、既存のスレートからアスベストを抜いただけの製品が多く作られたので、使用当時は問題なかったのですが、10年程経過してからひび割れや欠けなどの症状が多く報告されてきました。その当時に製造されたスレートの多くが今や廃盤になっております。

グリシェイドNEO ノンアスベストスレート

 このスレートの問題なのは、表面の塗膜が劣化してくるのではなく、スレート本体が劣化してきてひび割れが生じるということにあります。たとえ塗装を行ったとしてもスレート自体がひび割れてきてしまい、断面から水が回ってしまうので塗装が意味を成しません。そのため塗装によるメンテナンスはオススメできないのです。

多数のひび割れ

 今回調査させていただいたお宅でもひび割れの症状が多くできておりました。このことをお客様にお話させていただき、屋根のカバー工法と、葺き替え工事をご提案させていただきました。塗装を専門に行っている業者の中には、屋根材の知識があまりなく、そのまま塗装してしまう方もいますのでいろいろな業者に意見を聞くことが大切かと思います。

棟板金の経年劣化について

 屋根の調査を行う際は、様々な部分の確認をいたします。中でも棟板金は経年劣化が現れやすい部分になるので浮きがないかの確認を行います。棟板金が浮いてきているという謳い文句で訪問してくる業者も多数おります。確かに棟板金の多くが貫板と呼ばれる板(基本は木材が使用されて多ります。)に釘で固定しておりますので、経年劣化で貫板が痩せてくると釘の浮きなどが生じてきます。しかしながら、釘が浮いてきているからと言ってすぐに棟板金が浮いてくるわけではないのです。1本抜けていてもそのほかの部分がしっかり固定されていればそう簡単に飛散したりは致しません。今回も釘の浮きはありましたが貫板はまだしっかりしており釘も利いておりましたので問題ないかと思います。

換気棟 棟板金のくぎ抜け

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