
HOME > ブログ > 武蔵村山市残堀で地震の影響で歪んだ棟瓦を調査しました
更新日:2021年05月13日
2/14に大きな地震が来たことは記憶に新しいですが、今回はその地震でご自宅の棟瓦がズレてしまったとのお問い合わせでした。武蔵村山市残堀の現場にお伺いして、ドローンを使って空撮の調査を行いました。撮影した写真がこちらの写真ですが、確かに棟が大きく左にズレてしまっているのがわかります。
棟瓦はのし瓦、土、漆喰、丸瓦、銅線など、幾つかの建材を使って造られています。元の位置に戻せばよいのではとお考えの方も多くいらっしゃいますが、内部から銅線や土、漆喰を組み合わせて造っているため、修復のためには一度全て取り外して一から作り直す必要があります。そうしなければ、また直ぐにズレてしまい、最悪の場合は屋根から滑り落ちてくることになってしまいます。よく、瓦はメンテナンスフリーと言われることが多いのですが、このような部分でメンテナンスが必要であると知っていただければ幸いです。
一般的な工事では同じような造り方で修復する取り直し工事が行われていますが、耐震を考慮したガイドライン工法という施工方法もございます。土を盛って作る在来工法とは違い、金属の止具を内部に打ち込んで、芯材として樹脂製の垂木を取り付けて、漆喰は使わずにハイロールという防水シートで巻きつけ、上から丸瓦を被せる工法です。乾式工法とも呼ばれています。この工法であれば棟全体の重さが90%ほど削減されて軽くなり耐震性能が上がり、漆喰も使わなくなるため漆喰詰め直し工事などのメンテナンスも不要となります。耐用年数は30年以上とも言われているので、今後棟の取り直しをされる場合はぜひおすすめしたい工法です。難点としては価格の面で通常の取り直しよりも高くなってしまうので、今後のメンテナンスコストなどを考慮した上でお選びいただければと思います。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問い合わせの際はご安心していただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
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