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更新日:2021年05月13日
八王子市久保山町で調査させていただいた屋根には、旧クボタの「ニューコロニアル」という屋根材が使われていました。1979年から2001年に渡る22年間のロングセラーとなった製品で、築20年以上前のお住いではよく見かける屋根となっております。特徴としてはジグザグとした頭の形状と縦に入った木目調の模様ですが、最近販売されているコロニアルクアッドとほぼ同じ姿形をしているため、築年数や劣化具合などとも併せて判断していく必要があります。ではニューコロニアルにはその他にどのような特徴があるのでしょうか。
ニューコロニアルはアスベスト入りの屋根材です。当時、アスベストは安価でありながら建材をとても強く作ることができるため重宝されていました。アスベスト入りのスレート屋根は屋根材だけ見れば50年持つと言われることもあり、今のスレート屋根が30年ほどが寿命だと考えられていることと比較しても、いかに丈夫で長持ちかがわかります。当時は神の素材とまで言われていた程です。しかしながら皆様がご存知の通り、アスベストはその健康被害への影響が判明してから、素材として使われなくなっていきました。粉砕しない限りは飛散して吸い込むことは無いので心配する必要はないですが、メンテナンスの際に処分費が非常に高いため注意が必要です。
アスベスト入の屋根は先述したとおり丈夫で長持ちします。ひび割れなどの不具合も少ないので、30年ほどまでは塗装のメンテナンスで十分でしょう。30年を超えてくると、屋根材が無事でもその下の防水紙の劣化が激しくなってきます。防水紙が雨漏りを防止する要なので、築30年以上の場合は屋根全体のメンテナンスを考える必要があります。葺き替え工事も良いですが、アスベスト入りの屋根は処分費が高いので、新しい屋根を上から被せるカバー工法もオススメとなってきます。ご予算等に応じて、最適なメンテナンスをご検討いただければと思います。
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記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。屋根葺き替えvs屋根カバー!違いを分かりやすく【プロが解説!街の屋根やさん】
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