
HOME > ブログ > 国分寺市本町にて塗膜の剥がれたセキスイかわらUの調査を行いま.....
更新日:2021年05月13日
国分寺市にお住いのお客様さまから雨漏り調査のご依頼をいただきましたので、調査を行ったところ、屋根材に「セキスイかわらU」が使われていました。
「セキスイかわらU」とは1970年に販売が開始された屋根材です。セメントを原料としており、本物の瓦と違い表面を塗装できましたので、リフォームを中心に幅広く使用されていました。現在でもこの屋根材を使ったお宅を拝見することがありますが、お宅によって、劣化の度合いにムラがあります。といいますのも、この「セキスイかわらU」の販売当初はまだアスベストへの規制が緩かったので、10~15%ほどのアスベストが含まれたものが製造されていました。しかしながら、アスベストの人体に与える悪影響により規制が厳しくなってくると、製造元の積水化学工業はいち早くこの問題に対処すべく、アスベストの入っていない製品の開発を行いました。しかし、ここに大きな落とし穴があったのです。まだ、ノンアスベストの製品の製造技術が確立されておらず、立証試験なども進んでいなかったために、施工して10年ほどでひび割れや塗膜の剥がれなどの症状が出てきてしまったのです。こういった問題を抱えた屋根材は他にもあります。この状態のまま放置してしまいますと、屋根材が崩れてしまったり、雨漏りしたりしてしまいますので一度点検することをお勧めします。
前述の通り、ノンアスベストの「セキスイかわらU」は非常に脆い屋根材です。経年劣化により下の写真のように塗膜が剝がれてしまい下地が出てきてしまうといった症状が出てきます。このようになってしまうと撥水性が失われてしまいます。セメントはもともと水分を含んでしまう性質がありますので、浸水してしまい雨漏りが起きる可能性を高めてしまいます。また、一度こうなってしまっても、また塗装すればよいという業者もいますがそれは大きな間違いです。元が脆くなってしまったものを塗装したところで、すぐに塗装が剥がれてしまいますので意味がありません。
また点検の際も注意が必要になってきます。脆くなったかわらUは踏んだだけで割れてしまう可能性があります。点検を行った際に踏み割ってしまったものを、あたかも最初から割れていたといってくる業者もいないとは限らないのです。
私達、街の屋根やさんではお客様が安心していただけるように、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、マスクの着用とアルコールによる手指の消毒を心がけております。何かお困りの際は遠慮なくお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
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