
HOME > ブログ > 中野区南台でオシャレな屋根材アーバニーを調査しました
更新日:2021年05月13日
中野区南台で屋根の無料点検のご依頼をいただき、早速調査にお伺いいたしました。屋根材はスレート屋根でしたが、一般的なスレート屋根と違って段々模様のようにスリットが入っておりとてもオシャレな雰囲気を漂わせる屋根材です。高級屋根材として販売されていたため、屋根にこだわりを持って建てたお住まいでなければ見かけることがなく、街なかでもあまり見ない屋根です。販売時期は1982年から2005年までの17年間で、モデルチェンジを続けながらロングセラー商品として人気を博していました。モデルチェンジの間に起きた出来事で少々問題が生じたため、次の項でそのことについて触れていきます。
販売当初のアーバニーはアスベストを含む屋根材として販売されていました。当時は屋根材にアスベストを使うことは当たり前だったので、特に不思議なことではありません。アスベストは非常に安価で建材をとても頑丈にすることができる神の素材として当時は重宝されていましたが、アスベストによる健康被害が明らかになってからは健康被害のイメージのみが記憶に残るかたちとなってしまいました。もちろん国からもアスベストの含有率に対する規制がかけられ、アーバニーもこの影響でアスベストの含有率が無くなっていくモデルチェンジを行っていきます。アーバニーグラッサやニューアーバニーと呼ばれる後継が出てきますが、頑丈さの元であったアスベストが無くなったことにより、これらの後継材は脆く割れやすいものに仕上がってしまいました。ノンアスベストのアーバニーは割れやすい危ない屋根材として業界では少し有名になっています。
今回のお住いのアーバニーはアスベスト含有のものでしたので、ひび割れなどの症状は見られませんでしたが、苔などの発生があることから塗装の劣化と素材の経年劣化が考えられます。築年数も20年を超えていることから、屋根カバー工事がオススメとなります。葺き替え工事という選択肢もありますが、アスベストを含んだ屋根材は処分費が高額になるため、屋根材を処分せずに上から新しい屋根を被せるカバー工事がオススメとなります。
私達街の屋根やさんでは感染拡大が続く新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して行っています。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。工場・倉庫の屋根修理は屋根カバー工法がお得!【街の屋根やさん】
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