
HOME > ブログ > 品川区旗の台で屋根塗装が原因の雨漏り発生!? タスペーサー.....
更新日:2023年02月16日
品川区旗の台の一戸建てのお宅で天井に雨染みが広がっているので原因を調べて欲しいとのご依頼です。
お客様にお話を伺うと、「建物は築20年程度。3年ほど前に塗装屋さんに屋根塗装をしてもらったばかり。塗装してもらった業者さんに聞いても雨漏りのことはわからない、と言われてしまった。」と大変困惑されておりました。
まずは屋根に上がって点検を行います。
スレート屋根は塗装されてまだ3年とのことで一見綺麗で状態は悪くないように見えます。
しかしスレート材の重なり部分を見てみると…
塗料によってスレート材同士の隙間が埋まってしまっています。
この隙間をカッターで切ってみます。
やはり水が流れ出してきました。
本来スレート屋根は屋根材同士に適切な隙間があるのです。
この隙間から屋根内部に水分が滞留しないように湿気を排出しています。
塗料で隙間を埋めてしまうと、この水分が屋根下地や釘を傷めることになります。
隙間が塞がれていると言っても、どうしてもわずかな隙間は生じます。
その隙間のせいで「毛細管現象」が発生し、屋根内部に雨水が浸透してしまうのです。
内部に溜まった水分は外に出せず、さらに外部からも雨水が浸入してしまったことが雨漏りの原因です。
本来であれば屋根塗装を行う際に「縁切り」という屋根材同士の隙間を作る作業を行わなくてはなりません。
今回は塗装時に設置すべきだった「タスペーサー」という器具を挿入し、屋根材に適切な隙間を作る作業を行います。
これによって雨水の排出・通気性の確保ができるようになります。
街の屋根やさんは屋根の専門家です。原因不明の雨漏りや別の業者さんが施工した箇所の不具合の点検・修繕などもお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2023年02月16日時点での費用となります。屋根塗装が雨漏りを引き起こす!?スレート屋根の方は必見!【プロが解説!アメピタ!】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
屋根塗装
【施工内容】
屋根塗装
【施工内容】
屋根塗装、遮熱塗料