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更新日:2021年05月13日
多摩市にてアスファルトシングル屋根の点検依頼を承りました。シングル材とも言われますが特徴は薄くて柔らかいその形状です。カナダやアメリカではおよそ8割もの住宅で使用されていて140年もの歴史があるメジャーな屋根材ですが、日本ではまだ5%程度のシェア率です。しかし優れた耐久性・防水性・豊富なカラーバリエーション・軽量という点で、今後シェア率が高まるのではないかと注目されている屋根材でもあります。今回はアスファルトシングルの特徴・劣化の症状・補修方法をご紹介したいと思います。
【曲面にも施工できるアスファルトシングル】
アスファルトシングルはカナダで考案された屋根材で、繊維質のファイバーグラス両面にアスファルトを塗り表面に砂を吹き付けた屋根材です。非常に薄い為カッターや鋏でも加工が出来、柔らかい為曲面への施工もお手の物です。ではなぜ日本で普及されていないのか?それは気候の問題とされています。日本は台風や暴風雨が多い国ですので、柔らかいアスファルトシングルは風で捲れてしまうのではないかと懸念されています。シングル材は接着剤で接着する方法と釘止め工法を行います。接着剤の塗布が少ない場合に捲れを起こすケースがありますが、施工不良が問題とも言われています。それほど日本では取り扱っている屋根業者が少なく、施工方法が安定していない為です。裏を返せば施工実績の多い屋根業者に任せれば懸念されているトラブルは起きません。
実際にこちらのお住まいは表面全体の劣化は見当りますが、屋根材自体の剥がれもなく雨漏りも発生していません。表面の砂は意匠性とアスファルトの表面保護の為にありますが、風雨に晒され続けることで少しずつ剥がれ落ちてしまいます。アスファルトが露出した状態が続くと雨水が浸入し、雨漏りを発生させてしまいますので補修をしていく必要があります。
アスファルトシングル唯一の特徴は、屋根カバー工法をすることもされることも出来るという点です。スレートやアスファルトシングルの上にアスファルトシングル、アスファルトシングルの上に金属屋根を施工することも出来る非常に合理的な屋根材です。下地の腐食具合いによっては敢えて屋根材を取り外し、葺き替えた方が良い場合もありますので、築年数や雨漏りの有無で補修方法を検討していきましょう。こちらは「リッジウェイ」です。独特な2層構造とグラデーションカラーで立体感のある仕上がりになります。
こちらはニチハの「アルマ」です。5色のカラーバリエーションで和洋モダンスタイルとも相性の良い仕上がりになります。アルマはパミールと呼ばれるスレート屋根の改修の際に、塗装が出来ないためニチハから支給されることがある屋根材です(支給されるのは屋根材のみ、板金等の副資材はお客様負担になります)。屋根材費用分の負担が抑えられ、屋根カバーや葺き替えどちらでも施工が可能ですので状態に合わせて施工を行っていきましょう。
アスファルトシングル屋根の補修を検討中、シングル材の特徴・施工費用等に関するご質問がございましたらお気軽に街の屋根やさんへご相談ください。点検・お見積りは無料ですのでご安心ください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。工場・倉庫の屋根修理は屋根カバー工法がお得!【街の屋根やさん】
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