雨漏りを未然に防ぐ防水工事!最も施工されている「ウレタン防水」のメリット・デメリットを徹底解説!
更新日:2024年10月13日
住宅やマンションのベランダ・バルコニー・陸屋根などは、生活スペース・屋外設備の設置エリアとして広く活用出来ます!
ですが、便利な反面雨漏り被害を未然に防ぐ為にも欠かす事が出来ないのが、定期的な防水工事メンテナンスです(>_<)
そうした中、FRP防水やシート防水などの数ある防水工事の種類の中でも最も採用されている工事方法がウレタン防水工事です!
なぜ、防水工事を行う際、ウレタン防水が選ばれることが多いのでしょうか(・・?
そこで、この記事ではウレタン防水工事の特徴やメリット・デメリットと併せて、実際に施工させて頂いたウレタン防水層の補修作業の様子まで詳しい情報を解説いたします!
ウレタン防水工事とは|特徴やメリット
ウレタン防水工事は「ウレタン塗膜防水」とも呼ばれる、液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する人気の防水方法です!
液状の樹脂を使用する事から複雑な形状の場所にも継ぎ目なく施工できることがポイントで、屋上やベランダ、共用廊下など様々な箇所に適しています(#^^#)
配管が交差するなどの狭い部分にも問題なく対応できるため、多くの場所で活用されています!
また、ウレタン樹脂による防水層は高い伸縮性・弾力性があるため、温度変化や地震による揺れにより発生するひび割れのリスクを低減できるメリットもあります。
さらに、既存の防水層の上から重ね塗りが可能であることや防水層自体が軽量に仕上がる事から、どの様な施工箇所にも柔軟に対応出来る事が、ウレタン防水工事の大きな特徴です!
ウレタン防水工事のデメリット
次に、ウレタン防水工事の注意点・デメリットについてもご紹介いたします!
まず、ウレタン防水工事のデメリットとして挙げられるのが、施工の品質が職人の技術に大きく依存する事です😥
ウレタン防水は塗膜によって防水層がつくられますが、雨が降った際の排水性をスムーズにするためにもその厚みは均一にする必要があります。
しかし、適正な厚みで防水層を施工する為には、高い技術・経験が求められます。
施工不良を見た目で判別することが難しく、「後になって施工に不備がある事が分かった…(>_<)」とならないためにも適切な業者選びは非常に重要となります!
また、施工が天候に左右されやすく、乾燥にも時間が掛かる事にも注意が必要です。
一般的なベランダ・バルコニーの施工において施工が1~2日で完了するFRP防水と比較して、ウレタン防水工事は上記を原因として4~5日程度の期間が必要となります。
その為、工事期間を出来るだけ短くしたい場合には、同じ塗膜防水であるFRP防水の方が適しているかもしれません。
また、ウレタン防水の耐用年数は約10~12年程度と言われていますが、これは防水層の表面に塗布された保護層「トップコート」の塗り替えを定期的に行った上での寿命です!
ウレタン防水の寿命を延ばす為には、防水層を紫外線から保護するトップコートの塗り替えを約5年に1度を目安にしっかりと行っていく必要があります(^^)/
ウレタン防水の補修作業の施工事例
それでは、次に実際にご依頼を承りました「ウレタン防水の補修工事」の流れをご紹介いたします。
立川市柴崎町のお客様よりご依頼をいただき、ウレタン防水補修作業をおこなっております!
バルコニーの床面に施工してあるウレタン防水が、部分的にフクレが出たり傷が付いている状態でした。現状で雨漏りに繋がるわけではありませんが、放置する事で劣化状況が広がってしまう可能性がありますので早目に直す必要があります!
全体的には不具合は出ておりませんでしたので、今回は劣化状況の部分的な補修工事を実施していきます。
劣化場所の確認
この部分はえぐれる様な症状が出ています(>_<)
物干し竿を落としてしまった時にえぐれた様で、ウレタン防水が部分的に捲れていました。
ただ、ウレタン防水層の下までえぐれているわけではありませんでしたので、雨漏りに直結する状況ではありません。
ウレタン塗膜防水は、液状のウレタン材を使用して行われる塗膜防水工法の一つです。
この工法はバルコニーや屋上、ベランダなどの水漏れや劣化を防ぐために広く利用されています!
ウレタン塗膜防水の特徴の一つは、塗膜が継ぎ目なく均一に施工できることです。
これにより、凹凸のある場所や複雑な形状の部分でもしっかりと防水層を作ることができます!
また、ウレタン材は耐久性に優れながらも柔軟性・伸縮性があり、、建物の動きにも対応することができます(^^♪
不具合箇所の部分的な補修作業
浮いた部位やえぐれた部分は床面から持ち上がっていますので、そのまま補修をおこなっても段差が出来てしまいます。そのため、まずは浮いた部分などを除去する作業から始めていきます。膨れた部分は中に雨水などが入っておらず、湿気が上がってしまった事によるフクレの様でした。
浮いた部分はカッターでカットします。カットした後はウレタン防水の厚み分の段差が出来てしまいますので、切り取った後は穴埋めの補修をおこないます。
今回は、除去した部分はシール材で穴埋め補修します。全体的な補修ではなく部分的な穴埋めになりますので、この後の作業性を考えての穴埋め作業です。
街の屋根やさんではウレタン防水工事はもちろん、ウレタン防水の補修工事の施工実績も豊富に持っております(#^^#)
点検~お見積もりの作成・ご相談まで無料にてご対応させて頂きますので、建物の事でお困りのことがございましたら、まずは街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせ下さい(^O^)/
記事内に記載されている金額は2024年10月13日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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