瓦屋根の割れは雨漏りの原因に繋がる!?下地材である「防水紙」の劣化に注意しましょう!
更新日:2024年10月18日
瓦屋根は日本で古来より親しまれており、数ある屋根材の種類の中でもトップクラスの耐久性を誇ります。
セメント瓦などの一部の種類を除いて塗装メンテナンスも必要とせず、粘土瓦の中には耐用年数が約50年を超えるものも存在する程です(#^^#)
しかし、頑丈な瓦も台風などによる飛来物の落下を原因として割れてしまう事があり、そうした場合真っ先にご心配されるのが「雨漏り被害」ですよね(>_<)
そこで、この記事では瓦屋根の割れによる雨漏りリスクと併せて、下地材である「防水紙」の重要性について詳しい情報を解説いたします!
瓦の割れによる雨漏りリスク|防水紙の重要性

まず、結論として「瓦の割れが軽微であれば直ちに雨漏り被害に繋がるリスクは低い」と言えます。
それは、屋根材の下に敷設されている防水紙(ルーフィング)が、屋内への雨水の浸水を防いでくれるためです(#^^#)
防水紙はまさに「雨漏りを防ぐ要」とも言える存在で、屋根材のトラブルによって生じた多少の隙間からの浸水であればしっかりと食い止めてくれます。

しかし、言い換えれば下地材である防水紙の劣化による破れ・穴あきはそのまま雨漏り被害に直結してしまいます😰
種類にもよりますが、防水紙の耐用年数は約15~20年と言われています!
特に、築年数が経過しているお住まいの場合、防水紙の劣化が進行している可能性が高いため注意しましょう。
軽微なひび割れでも放置はおすすめできません!
前述の通り、瓦に軽微な割れが発生している場合でもしっかりと防水紙が機能していれば雨漏りのリスクは低いと言えます!
ですが、そうした隙間からの浸水は防水紙の劣化進行の原因となります(>_<)
例え軽微な症状であっても、放置してしまう事はおすすめできません!
瓦の割れを発見した場合には、出来るだけお早めに補修などの対応をご検討されることをおすすめいたします!
また、台風が過ぎ去った後や地震発生後は、ご自分で瓦屋根の状態をご確認されることも大切です。
ただし、高所での点検は危険が伴いますでご自身での点検は地上からに留め、屋根の上に上る調査は信頼できる屋根工事業者へ対応を依頼しましょうね(^^♪
雨漏りが生じている瓦屋根の調査事例
それでは、次に実際にお客様よりご依頼を頂きました雨漏りが生じている瓦屋根の現地調査事例をご紹介いたします!
雨染みができておりました
八王子市北野台にお住いのお客様よりお問い合わせ頂き現地調査にお伺いしてまいりました!
現地にお伺いして、まずは雨漏り箇所の確認をさせていただきました!
和室の一面で雨漏りが生じているとのことで、内壁に雨染みが生じておりました、、、

1階部分で上部が下屋根になっておりますので十中八九屋根からの雨漏りかと思われます(´-ω-`)
位置関係を確認して、屋根の方を確認していきましょう!
既存の防水紙の劣化が生じておりました、、、
既存の屋根材が瓦でしたので一部剥がさせていただき、下地の状況を確認させていただきました!
怪しい箇所を見てみると、既存防水紙が劣化し、穴が開いてしまっておりました、、、

防水紙は雨漏り対策の生命線になりますので劣化すると雨漏りに直結してしまいます、、、
特に瓦屋根の場合は雨水が吹きこみやすいので不具合があると大問題につながってしまいます(´-ω-`)

調査完了後、お客様とも相談させて頂いた上で「屋根の部分葺き直し工事」のお見積もりを行わせていただくことになりました!
雨漏りが生じている箇所のみを部分的に補修する施工方法となりますので、全体の費用は抑えられます!
ただし、部分的な修理になりますので、他の箇所で雨漏りが生じるリスクはそのままになってしまいます、、、
ご費用と今後のライフプランによって工事内容異なってくるかと思いますので、ご相談いただければと思います!
私達、街の屋根やさんは部分的な補修工事から、葺き替え工事などによる屋根全体のリフォーム工事まで幅広い工事にご対応可能です(#^^#)
瓦屋根のお困り・ご不安事もお気軽にご相談下さい!
記事内に記載されている金額は2024年10月18日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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