屋根に設置された棟板金・固定釘が浮いてしまう原因とは|下地の劣化が招く捲れ・落下被害!
更新日:2024年08月27日
「屋根の上の棟板金や固定釘が浮いていますよ!」
訪問業者からこのような指摘を受けられたというご相談が多くなってきています(>_<)
しかし、屋根の「棟板金」と言われてもその場所や役割をご存じない方が多いのではないでしょうか。
また、そうした症状の原因が分からなければ、どの様な施工が必要かどうかも分からないですよね!
そこで、この記事では屋根に設置された棟板金・固定釘が浮いてしまう原因やリスクについて詳しい情報を解説させて頂きます(^^)/
棟板金の場所・役割とは?
まず、棟板金とは屋根の最上部、つまり頂点に位置する「棟」を保護している金属素材です!
「棟」は屋根材同士の合わさり部分であることから、どうしても「隙間」が生じてしまいまう部分です(>_<)
そこで、「棟板金」は屋根材同士の接合部分に生じる隙間を覆うように設置されることで、雨水の浸入を防止する役割を担っています(#^^#)
一般的に棟板金に使用される素材には、金属素材である「ガルバリウム鋼板」が多く採用されています。
耐久性に優れる部材で棟をカバーする事で建物内部への雨漏りを防ぎ、家屋の構造を保護しています!
また、棟周辺のスレートなどの屋根材を固定することで、強風による屋根材の剥がれや飛散を防ぐ役割も担っています。
しかし、棟板金は屋根の中でも高い位置に設置される故、強風の影響を強く受けてしまう特徴があります(>_<)
台風の被害によって捲れ・飛散被害を生じさせてしまうケースが多い為、特に台風の通過後は棟板金の状態に注意しましょう!
棟板金・固定釘が浮いてしまう原因
棟板金や固定釘が浮いてしまう原因としてまず挙げられるのが、「気温の変化」です!
日中の高温と夜間の低温が繰り返されることで棟板金や下地に使用される木材が膨張と収縮を繰り返し、結果として釘が緩んで浮き上がることがあります。
また、棟板金自体も熱による膨張と収縮を繰り返すため、歪みが生じやすくなり釘が抜けやすくなります。
さらに、非常に大きな要因となるのが下地材である「貫板」の劣化進行です。
棟板金は下地材・土台である「貫板」に固定されていますが、一般的にこの貫板の材質には水分に弱い「木材」が使用されています。
経年劣化や湿気などの水分の影響を受ける事で貫板が腐食していきますと、釘の保持力が低下し行くことに繋がります(>_<)
釘の浮きは棟板金の浮きにも繋がり、そこに強風が吹きこむ事で捲れ・飛散被害を招いてしまう原因にもなります!
一般的に下地材を含めた棟板金の交換頻度の目安は、約10~15年程度と言われています。
被害に遭われた際に早急な修理を行う事も大切ですが、そうした被害を未然に防ぐ為にも定期的な点検・メンテナンスを行っておきましょうね(^^♪
また、近年では水分に強い種類の貫板である「樹脂製の貫板」も登場しています!
棟板金交換工事をご検討されている方がおられましたら、ぜひご検討ください!
まずは、知識・実績が豊かな信頼できる施工会社へ点検・相談を依頼してみましょう!
訪問業者に浮きを指摘された棟板金の現地調査事例
それでは、実際にお伺いをさせていただいた訪問業者に棟板金の浮きを指摘されたお住まいの現地調査の流れをご紹介いたします!
葛飾区金町にお住まいのお客様より「訪問業者に棟板金が浮いていると言われたので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただき現地調査にお伺い致しました。
棟板金のメンテナンスは非常に重要です。棟板金は屋根の重要な部分であり、その状態が悪化すると雨漏りの原因となる可能性があります。
例えば、棟板金が浮いてしまうと、雨水が浸入しやすくなり、屋根や建物全体に損傷を与える可能性があります。また、棟板金の色が変わったり、塗膜が剥がれたりすると、その部分の劣化が進んでいるサインとなる場合があります。
固定しているビスが緩んでいました
棟板金を固定しているビスが緩んでいるのを発見しました。
屋根の一部である棟板金がしっかりと固定されていない場合、強風や悪天候の影響を受けやすくなり、建物や周囲の安全が脅かされる可能性があります。
そのため、棟板金のメンテナンスは建物の安全性を確保するためにも重要です。
ビスの増し締めをご提案
調査完了後、お客様へ調査の内容をご説明し、訪問業者が指摘した棟板金が浮いているという事はありませんでしたが、複数箇所のビスが緩んでいることからビスの増し締め工事をご提案致しました。
私達、街の屋根やさんは棟板金交換工事はもちろん、屋根・外壁塗装や補修工事までお住まいの様々な施工・リフォームに幅広くご対応可能です!
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