
HOME > ブログ > 意外と知られていない漆喰の役割と剥がれた場合の補修費用相場を.....
更新日:2024年02月22日
瓦屋根は耐久性において比肩するものがないほど、長寿命な屋根材となっています。
ただ、スレートと違い定期的な塗装メンテナンスが不要であることから「瓦屋根にはメンテナンスが発生しない」という誤解を持たれやすいです(-_-;
覚えておいて頂きたいポイントとして、瓦屋根でも漆喰には必ずメンテナンスが必要となってきます(^▽^)/
今回は漆喰の役割や劣化がどのような影響を及ぼすか、しっかりご説明したいと思います!
瓦屋根の棟には、よく見ると側面に白く見える部分が存在しています(^▽^)/
これが今回のメインテーマとなる「漆喰」です!
瓦屋根の棟は土台として葺き土が用いられることが多く、その上に棟瓦を積んでいます(^▽^)/
そこで側面にできる棟瓦と平部の瓦の隙間を漆喰で埋めることにより、風雨によって土台の葺き土が流れてしまったり雨水が屋根の内側へと浸入してしまわないようにしているのです!
また、隙間を埋めつつ瓦同士を接着する役割もあり、棟瓦の強度にも深く関わっている部材なんです(*^^)v
漆喰は20年ほどで寿命を迎えるため、定期的なメンテナンスや補修が必要です。
特に、漆喰のひび割れや欠けなどの症状が見られる場合は、早めの対処が重要です(-_-;
主な問題点として、漆喰が剥がれるとその部分から雨水が入り込み雨漏りの発生に繋がります。
瓦の下には防水紙が存在しているためすぐに雨漏りは発生しません。
ですが雨水が浸入し続けると傷みやすくなり、穴が開いたり破けてしまうと雨漏りが発生します(>_<)
そうなると棟部分の漆喰だけを補修すればいいのではなく、防水紙も新しくする必要が出てきます。
瓦屋根における防水紙のメンテナンスは屋根葺き替えか葺き直し工事となってきますので、メンテナンスコストを抑えるなら雨漏りが発生する前に漆喰のみの補修で対応できることが望ましいですね(^▽^)/
漆喰は棟を固定する役割もありますので、全体的に剥がれてくると安定性を失うことになります(>_<)
加えて葺き土も外部へ流れてしまい、ますます安定性に各状態になる為、地震や台風の影響で棟瓦が崩れてしまう危険性も増してしまうのです。
瓦が落下してくるリスクや、崩れた部分から雨水が入り込み雨漏りが発生するケースもございますので、漆喰の状態は定期的にチェックしておくことが重要です(*^^)v
漆喰の劣化が進んだ場合には、漆喰詰め直し工事や棟取り直し工事などの適切な措置を行うことが重要です。
これにより屋根全体の寿命を延ばし、瓦の強みである寿命の長さを活かすことができますq(≧▽≦q)
私たち街の屋根やさんでは瓦屋根のメンテナンスやリフォームの施工経験が豊富にございますので、どうぞご安心してお問い合わせください!
▼漆喰を補修する場合のそれぞれの参考費用は下記のようになっております。
漆喰詰め直し工事:税込 88,000円~330,000円
棟取り直し工事:税込 99,000円~660,000円
※屋根の規模や状況によって価格は変動いたします。
→それぞれの工事の詳細はこちらのページで詳細に解説しております!
記事内に記載されている金額は2024年02月22日時点での費用となります。和瓦?セメント瓦?漆喰補修や塗装などのメンテナンス【街の屋根やさん】
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