
HOME > ブログ > 葛飾区|漆喰取り直し工事で瓦屋根の崩壊を阻止します!
更新日:2021年12月02日
東京都葛飾区の築50年以上経過している2階建て住宅です。今までは定期的にメンテナンスを行っていたようですが、ご両親が施設に入られてから空き家に近い状態になっていたようです。
高齢化社会によって、築年数の経過した空き家の問題が近年増加しています。これは地方に限らず、特に住宅がひしめき合っている都内の方が問題だと言われていますね。
普段実家に帰省されていない方にも、いずれはのしかかってくる問題ですので、定期的なメンテナンス程度は頭に入れておきたい所です。
屋根の状態です。近所の方からご指摘を頂いていたようですが、棟瓦がずれてしまっています。
また、瓦を針金でつなぎ止め落下を防いでいたようですが、何本も切れて固定力が失われてしまっています。
築年数の経過した瓦は、ぶつかり合い徐々に欠けていく事で、浮きや瓦のずれが起きやすくなってしまいます。
根本的に補修の手を加えなければ補修が出来ませんので、漆喰取り直し工事で頂上の棟を外してから瓦を直していきましょう。
漆喰取り直し工事は棟の取り直し工事とも呼ばれ、一度棟瓦を全て取り外し、もう一度積み直していく工事です。
瓦を抑えるものが無くなりますので、補修前に瓦の並びを調整し直すと全体的に綺麗に仕上がります。
のし瓦・冠瓦を積み、漆喰を隙間に塗ることで瓦のずれ防止に繋がります。
10~15年ごとの漆喰補修が必要となります。瓦のずれ等はまだ目立たないとは思いますが、漆喰の剥がれによっては雨漏りを引き起こすこともあります。
築20年を経過すると、2次防水の防水紙(ルーフィング)の劣化が表れ始めます。そこで、20~25年の間には瓦の葺き直し工事、もしくは葺き替え工事が必要でしょう。
徐々に銅線の緩みや建物の揺れによって棟瓦がずれ始めますので、築20年を過ぎたころから棟の取り直しも必要です。
立地によっても瓦の不具合は変わりますので、あくまで目安にはなりますが、定期点検をしていかなければどのような補修が必要なのかを早く見つけることが出来ません。
漆喰取り直し(棟瓦取り直し)工事によって棟のずれ・歪みを補正しまっすぐに整えることが出来ました。
また漆喰も再施工になりますので、平瓦のずれ予防にも繋がります。瓦自体は長期的に使用することが可能ですので、定期的なメンテナンスは行うようにしていきましょう。
状態に合わせての補修内容は、無料点検にてご提案することが可能ですので、お気軽にご相談くださいませ。
記事内に記載されている金額は2021年12月02日時点での費用となります。
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