
HOME > 施工事例 > 府中市本町で強風で破損した竪樋の交換工事
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
今回の工事は破損した雨樋の交換工事です。
雨樋は屋根から流れてきた雨水を地中の排水管や排水桝に流すために取り付けてあります。雨樋が無いと屋根から流れてきた雨水がバシャバシャと敷地内やお隣に飛んでしまう事になり、汚損や破損の原因になってしまいます。
そのことから、住宅が密集している立地の場合は雨樋は必須になります。軒先に横向きに取り付けてある軒樋で屋根からの雨水を受け、集水器やドレンなどから竪樋を通して下に雨水を流していきます。
今回破損した部分は集水器から下の屋根に雨水を流すために取り付けられている竪樋です。強風によって割れてしまった様で、落下した雨水は敷地内に落ちていたそうです。
現在竪樋が無い状態で雨が降った時には外壁にバシャバシャと雨水が当たる状態になっています。このままの状態では外壁のモルタルへの悪影響もありますので、早急に直す必要があります。
雨樋は各種メーカーが製品を販売しております。今回破損したのは相撲の行事が持っている軍配がマークになっている『ぐんばい』の竪樋です。現在ではデンカと名称が変わっておりますのでデンカの竪樋で対応が可能です。
竪樋は古いものでは直径が55㎜の物が多く使用されておりましたが、現在では60㎜が主流となっております。軒樋と違い竪樋はもともとサイズの種類が少ないので、色によっては55㎜でも対応は可能です。
今回は丸い竪樋でしたが、四角い断面の角樋の場合は廃盤品の物も多いので、事前に確認が必要になります。廃盤品の場合は部分的な交換が出来ずに繋がった部分は全て交換する必要が出てきますので注意が必要です。
赤いラインで示した部分が今回工事をおこなう箇所です。集水器から降りてきた雨樋が壁を伝って下に降りてきて、1階の屋根の上を通って軒樋の中に入る部分です。
竪樋の一番上の部分で割れてしまったので、そこから下を新しく交換します。今回の様な強風によって雨樋が破損してしまった場合、火災保険が適用になる場合があります。建物にかけている火災保険は、火災は勿論の事、ご加入の内容によっては自然災害にも対応しております。雪・風・雹(ひょう)・雷によって建物が被害を受けた場合、元の状態に戻すためにかかる費用を保険会社が負担してくれますので、一度ご加入の火災保険の内容を確認する事をお勧めいたします。
今回は竪樋の一部だけの交換工事の為、梯子での作業をおこないました。1階の屋根のもあり勾配が緩いので足場は架けておりません。
竪樋の一番上の部分で新しい竪樋を繋いでいき、屋根の上に降ろしてきます。
2階からの流れてきた雨水を1階の軒先に取り付けてある軒樋に入る様に納めてありましたので、新しい竪樋も同様に納めていきます。
屋根材の形状が波型になっていますので、ちょうど谷部分に竪樋を這わせて軒樋にスムーズに雨水が流れるようにしていきます。竪樋が軒樋に入り込んだ部分は外れやすいので、ビスを打って雨樋同士を一体化しました。
竪樋は外壁の中にある柱にでんでんという金具を打ち込んで固定していきます。外壁に穴をあけることになりますので、雨水の浸入を防ぐためにコーキング穴に詰めた状態ででんでんを打ち込んで、その周りもコーキングを打って雨水が入らない様にしていきます。
竪樋の交換工事が完成です。集水器から降りてきた竪樋の途中で新しいものに交換しております。
竪樋が破損していて雨水がバシャバシャと落ちていましたが、これで一安心です。建物に取り付けてある材料は、それぞれに役割があり意味がありますので、破損したり不具合が起きてしまった場合はそのままにせず、悪影響が出る前に早急に対応していきましょう。お客様にもこれで安心できると大変喜んでいただけました。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。
記事内に記載されている金額は2022年01月21日時点での費用となります。【雨樋修理・交換】こんな場合は要注意!【プロが解説!街の屋根やさん】
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【施工内容】
雨樋交換
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