
HOME > 施工事例 > 足立区西新井で昨年の台風19号(令和元年東日本台風)で被害を.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
足立区西新井のY様から、屋根の頂点の板が浮いているように見える、とのことで私たち「街の屋根やさん」にお問合せをくださいました。普段は見ることもない屋根をふと見た時に違和感を感じたそうです。現場調査の日程調整をご連絡させていただき調査に伺わせていただきました。ふと見ただけではわかりにくいのですが、切妻屋根部分の中央付近の棟板金が盛り上がっているように地上からは見えます。比較的急勾配の屋根なので棟際が隙間があるように見えることもありますが、一部分だけなのでその可能性は低そうです。
調査の日は、風が強く屋根に登る事を躊躇いたしましたが、梯子を追い風になる部分にかけさせていただき屋根調査を行っていきました。私たち「街の屋根やさん」では屋根に登らなくても調査が出来る様に「ドローン」も導入しておりますがさすがに強風ではドローンも飛ばすことはできません。また雨の日もドローンは飛ばすことが出来ません。そこはうまく使い分けて調査を行わせていただいております。屋根の上で目線の高さから見る限りでは特段の不具合は感じられません。ただ、切妻屋根部分の棟板金(親棟)に補修がされている跡があるのが見られました。この部分は何かと、Y様にご確認をさせていただいたところ、数年前に屋根・外壁塗装工事を行った際に業者さんが実施したものではないか?とのことでした。あくまでも推測ですがその工事の時にも一部棟板金の浮き上がりがあり補修を行ったのかもしれません。ただし、「脳天打ち」といわれる板金の上から止める方式になっており、なぜその方法になったのかまでは確認することはできませんでした。
脳天打ちで補修をしている側は板金の浮きは見られませんがその反対側の棟は地上で確認した通り、屋根の中心部分付近で浮き上がり、板金と屋根の境の塗膜もはがれていました。最近で強風と言えば、やはり昨年(令和元年)にあった2つの台風でしょう。おそらくですがそのどちらかの影響で被害を受けたものと考えられます。火災保険にはご加入とのことでしたので保険申請を行い、ほぼこちらの見積もり通りの工事内容を認めてもらう事が出来ました。切妻部分の棟はすべて交換で出しておりますが、影響のない隅棟(下り棟)は保険対象外です。ただし、今後の事を考えると交換しておいた方が安心なのはY様もご承知でしたので、屋根のすべての棟を交換する工事でご契約、工事を承らせていただきました。
屋根は6寸勾配です。足場を組んでの工事となります。新型コロナウイルス感染防止対策を行い、工事を行わせていただいております。既存の棟板金、下地の貫板を撤去し新しい棟板金工事の準備を進めます。棟板金が飛んでしまって雨漏りを起こすケースは棟板金があったところの隙間に見える防水紙が破けてしまっている場合に見られます。Y様も特に雨漏りなどは発生しておりませんでしたので防水紙はまだ健在であると考えられます。
切妻部分の親棟、寄棟部分の隅棟ともに交換していきますので、既存棟は撤去となります。
今回の工事では、下地になる貫板は樹脂製の「タフモック」を使用しています。樹脂製の貫板は木材よりも腐食に強く耐久性が高いです。木材よりはコストは高いですが、安心を買うと思えば安いのではないでしょうか。タフモックの貫板を設置した後に、ガルバリウム鋼板製の棟板金を被せ、棟板金の側面とタフモックをステンレス製ビスで固定して工事は終了となります。
しっかりビスで固定された棟板金は、木材のように痩せることがほぼ無い樹脂製貫板としっかり固定され台風でも外れることはないでしょう。Y様も保険で直すことが出来たということと台風で飛んでご近所様に迷惑をかけることが無いだろう、と喜んでいただくことが出来ました。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
ガルバリウム鋼板は横葺き・縦葺きどっちが良い?【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
棟板金交換、換気棟
【施工内容】
棟板金交換
【施工内容】
屋根カバー工法、スレート屋根カバー工事、ガルバリウム鋼板
【施工内容】
【施工内容】
【施工内容】
庇工事