
HOME > 施工事例 > 板橋区弥生町にてセキスイかわらUを使用した屋根を屋根カバー工.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
屋根に上がらせていただき、確認したところ、お客様の屋根は、セキスイかわらUを使用していました。
セキスイかわらUというのは、文字通り、積水屋根システム株式会社の代表的な屋根材のひとつで、とても軽くて丈夫な屋根材で、瓦の形状をしていながらカバー工法ができるという優れものの屋根材でした。しかしかわらUは1990年以降のアスベスト規制に対応すべくノンアスベスト素材で製造されたのですが、残念なことに耐久性が非常に低くなってしまい、塗膜が剥がれやすく、割れやすい上に、一度劣化してしまうと塗装し直すこともできないため、一度劣化してしまうと葺き替え工事を行うしかないため、2007年に販売終了となりました。
お客様のかわらUもまさにノンアスベスト素材を使用したかわらUでした。しかも元々は瓦棒屋根だったところをかわらUでカバー工事したものでした。
すでにすっかり塗膜が劣化した状態で、かわらの端が欠けてところどころ白くなっているのが見てわかります。
お客様のベランダに落ちたというのは、このかわらUの欠けた破片だったようです。大きく破損した個所はありませんでしたが、通常の屋根材よりも脆く劣化が早いかわらUですので、このタイミングでの屋根カバー工法による工事をおすすめしました。
現状を把握されたお客様から、この屋根材のままでは安心して過ごせないとのことで、お客様のご希望で屋根カバー工事のご依頼をいただき工事に着工いたしました。
既存のかわらUをすべて手作業で一枚一枚取外しいきます。かわらUは非常に割れやすい状態になっていますので、慎重に作業を進めます。
屋根材や釘などの撤去後、綺麗に掃除を行います。
下から古い既存の防水紙が出てきました。ところどころ筋状に膨らんでいるのは、その下に瓦棒屋根の心木があるからです。
この上に、カバー工事で金属屋根をかぶせていきます。
今回は「カバールーフ455」を使用します。
既存の心木を撤去せず、上から新たに心木を重ねて補強していきます。
その上から雨水の浸入を防ぐ為の防水紙を敷いていきます。
屋根材も雨水を防ぐ大事な役割を担っていますが、お住まいの下地材や構造材を瀬戸際で守っているのはこの防水紙です。
丁寧に隙間なく敷いていきます。
続いてカバールーフ455を葺いていきます。
カバールーフ455の優れている点として、山が高めに作られているのですが、これは下にあります心木がカバー工法で重ねているため高くなっているのですが、その高い心木に対応できる高さを持っているので、このカバー工法には最適なのです。
この山部分をビスで留めますが、既存芯木と新たな芯木を重ねたことにより下地までの距離が倍ほどありますので、充分な長さのビス使います。
次に棟板金に移ります。
棟板金を固定するための貫板を設置します。今回使用する貫板は金属屋根に取り付けることもあり樹脂製の貫板を使用します。
貫板に板金を設置していきます。合わせ目から雨漏りがしないよう、コーキング処理を施します。
棟板金を設置し、ビス止めしたところなどにコーキング処理を施し、無事にカバー工事が終了いたしました。
経年劣化によって破損の恐れがあったセキスイかわらUも、カバールーフによる屋根カバー工法でしっかりメンテナンスを行い、生まれ変わることができました。
街の屋根やさんではこうした屋根に関するお悩みにもご対応し、必要な補修工事をご提案させていただきますので、お悩みがございましたら一度ご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。【工事後】
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