
HOME > 施工事例 > 川崎市多摩区で雪に備えて瓦屋根の後付け雪止め工事
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
日本瓦葺きの屋根です。屋根に葺いてある瓦は釉薬瓦(ゆうやくかわら)といって、表面がツルっとした仕上がりになっています。美しいツヤが有ってとても綺麗なのですが、表面がツルっとしているために、雪が積もると滑って落ちやすくなっています。元々瓦と雪止めが一体になっている瓦が葺いてあるのですが、勢いが強いと瓦を飛び越えてしまうので、雪止めを追加したい、というご希望でした。
雪止めは瓦屋根専用の雪止めを設置するのですが、全体を見ると棟瓦の漆喰(しっくい)は結構剥がれ落ちていました。まだ棟がズレてはいませんが、このまま放置すると下地から崩れてしまうので、次回のメンテナンスは漆喰(しっくい)の詰め直し工事をおこなう事をお薦めしました。
瓦用の後付け雪止めを設置する場所は、瓦と瓦の間に挟み込む様に設置していきます。雪止めの先が富士山の様な三角形の形状をしている『富士型』のステンレス製後付け雪止めを使用します。
設置する場所の上の瓦を持ち上げて雪止めを差し込みます。矢印部分が折れ曲がているので、ここを下の瓦に引っ掛けて設置します。
持ち上げた瓦を戻して完成です。上から見た時にジグザグになる千鳥(ちどり)で取り付けていきました。棟から軒先までの長さが長い場合は、中間にもう一段雪止めを設置すると更に効果が高くなります。
基本的には軒先部分に設置しますが、屋根材や屋根の角度などによって効果が高い位置に設置していきます。元々の雪止め瓦を超えた雪を止めたいという事でしたので、川崎市多摩区の瓦屋根はこの位置に後付け雪止めの取り付け工事をおこないました。まだまだ雪のシーズンではありませんが、雪が落ちて雨樋を破損したり、敷地内だけでなく回りにも被害が出てしまう事もありますので、早めに対策をしていきましょう!
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。屋根の雪止め金具で落雪被害を防ぐ!【プロが解説!街の外壁塗装やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
屋根カバー工法、雪止め設置、ガルバリウム鋼板
【施工内容】
雪止め設置
【施工内容】
雪止め設置