
HOME > ブログ > 瓦の再利用にはどんなメリットがあるの?瓦屋根の特権、葺き直し.....
更新日:2023年10月06日
瓦屋根は再利用できるって聞いたことはありませんか?これは瓦屋根の特権と言っていい屋根葺き直し工事のことを指します。
ただ、再利用をすることにどのようなメリットがあるのか、イメージだけでは分かりにくいですよね。
今回は、そんな葺き直し工事での瓦の再利用について、そして葺き替え工事を選択するケースも合わせて解説いたします!
屋根葺き直し工事とは、既存の瓦を再利用して屋根を修理する方法です。
この方法は環境に優しく、廃材の量も少ないため、エコなリフォーム方法として注目されています。
工事前と後で同じ瓦を使用しますので、外観を変えずに現在のお住まいを維持することができます。また、廃材が少ないため、廃棄物の処理費用も抑えることができます。
葺き直し工事では瓦のメンテナンスに加え、屋根材の下に位置する防水紙や野地板などの下地材を補修するために行われます。
和瓦は50年を超える長寿命な屋根材ですが、防水紙などは20~30年で劣化してしまうため雨漏りの原因になることがあります。
そこで活躍するのが葺き直し工事です。
スレート屋根は一部分のみ剥がそうとしても、その面全てを撤去しなくてはならないような固定をされています。加えて釘で留めているため、屋根から外す際には必ず破損するため再利用は叶いません。
しかし、瓦屋根であれば屋根材を傷つけることなく取り外しが可能で、工事範囲も部分的に収めることができます。
そのため、「これまでの外観を損なわずに雨漏りを解消したい」「費用を抑えたいので問題のある箇所だけをとりあえず直したい」といった場合には屋根葺き替え工事がオススメなのです。
葺き直しで廃材費などを抑えながら屋根のメンテナンスができるのは大きなメリットですね!
瓦屋根において、葺き直しではなく屋根葺き替えを選択するケースとは一体どんな理由なのでしょうか?
前述したように、瓦屋根では屋根材の耐久性が高くても雨漏りしてしまう要因がいくつかあります。防水紙の傷みであったり、棟部分の漆喰の劣化などが考えられるでしょう。防水紙や野地板が全体的に傷んできていて、丸ごと葺き直しをする場合もございます。
ただ、そのタイミングで瓦よりも軽量な屋根材に葺き直すという事も良く選ばれる手段なのです。
特に和瓦は屋根材の中でもかなりの重量がある屋根材ですので、耐震性の面で考えると金属屋根などの軽量な屋根材が安心できるものとなります。屋根の重量を抑えることで、揺れによるダメージを軽減することができるためです。
そのため、お住いの状態によっては葺き直しではなく葺き替えの方が、今後も長く安心してお過ごしするために最善である場合があります。そういったご相談にも私たち街の屋根やさんはお応えいたしますので、点検時などにお悩みはなんでもご相談ください!
参考として、30坪ほどのお住いの屋根を葺き替える場合には1,500,000~2,000,000円程がざっくりとした費用感となります。
まずは無料点検にてお見積もりの作成まで対応させていただきます!
屋根葺き直しとは?瓦屋根雨漏り解消方法【アメピタ!】
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【施工内容】
屋根葺き直し
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屋根葺き直し、棟瓦取り直し 、雨漏り修理