江東区亀戸のお客様よりスレート屋根調査のご依頼、屋根材が塗装の難しいコロニアルneoだったため、屋根葺き替え工事のご提案

更新日：2023年08月14日

　江東区亀戸のお客様より、スレート屋根調査のご依頼を承りましたのでそちらのご様子をお届け致します。

　こちらのお客様は屋根塗装工事をご希望されていたのですが、屋根に上り調査をしていくと、屋根材が耐久性の低いコロニアルneoであることが分かりました。コロニアルneoを塗装すること自体は可能なのですが、塗装をしてもひび割れ、欠け等の症状の進行を防ぐことが出来ないため、屋根葺き替え工事のご提案を致しました。

屋根の状態

　屋根に藻が発生していました。藻の発生は塗装が劣化して屋根材表面の防水性が落ちてしまっている証拠になります。防水性が落ちてしまうと、スレートが雨水を吸収しやすくなってしまうため、スレートの耐久性が落ちてしまい、ひび割れや欠け等の症状に繋がってしまいます。そのため、お早目のメンテナンスが必要になります。

棟板金の釘の浮き

　棟板金を留める釘が抜けてきているのが分かります。釘が抜けてきてしまうと釘穴の隙間から雨水が浸入し、雨漏りの原因となります。放置していると棟板金の中の貫板という木材まで雨水が浸透し、「棟板金交換工事」をしなくてはいけなくなります。

　貫板に問題がなく、棟板金を留める釘が抜けてきているという場合であれば、打ち込む位置をずらして新しくビスを打つ「棟板金補強工事」をすることで改善することが出来ます。既存の釘が刺さっていた箇所にはコーキング処理をして、隙間を埋めてあげれば雨水が浸入してしまう危険性も無くなります。

　今回のお客様邸では屋根葺き替え工事のご提案をしたため、屋根葺き替え工事をする際に新しく棟板金も交換することになるため、棟板金補強工事を行う必要はありませんでした。

スレートのひび割れ・欠け

　スレートにひび割れや、欠けが多数見られました。スレートのひび割れや欠けは、屋根の耐久性が低下することによって起こります。このような状態になってしまうと、スレートがさらに雨水を吸収しやすくなるため、耐久性がさらに落ちてしまいます。本来であれば屋根塗装工事のメンテナンスを行いたいところですが、 屋根材が耐久性の低いコロニアルneoということで塗装が出来ないことと、棟板金を留める釘の異常などの症状から屋根葺き替え工事のご提案を致しました。

料金について

　屋根葺き替え工事につきましては、￥1,097,800（税込み）から施工を行っております。 使用する材料や面積によって料金が変動致しますのでお困りの際は私たち街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせください。

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