
HOME > ブログ > 日野市落合にてセメント瓦の点検、下地が露出し危険な状態になっ.....
更新日:2022年6月9日
日野市落合にお住いのお客様より、先月あたりに屋根から瓦が落ちてきてしまったので一度確認に来て欲しいとのお問い合わせをいただきまして調査に行ってまいりました。
既存の屋根材はセメント瓦で、過去に一度塗装のメンテナンスを行ったことがあるとのことでした。セメント瓦とは塗装のできる瓦として販売されたものなのですが、本元の瓦に比べ耐久性がなく塗装ができるというよりは塗装が必要な屋根材として知られるようになってしまいました。
セメント瓦の他に似たものとしてモニエル瓦というものがございます。見た目はほとんど一緒なのですがしっかりと見分け方がございます。セメント瓦は小口がすっきりしているのに対して、モニエル瓦の小口は凹凸がありザラザラしております。
メンテナンス方法が異なってきますのでしっかりと見極めましょう。
瓦の屋根につきものなのが棟瓦です。棟瓦はスレート屋根などでいうところの棟板金の役割をしている瓦で、通常葺き土と銅線によって固定されていることがほとんどです。洋瓦系では強力棟にパッキンビスで留めている場合もあります。今回は内側から銅線を使って固定するタイプでしたが、下の固定が甘くなってしまい簡単に持ち上がるような状態になってしまっておりました。
また、お客様が気になされていた巴瓦部分は下地が露出してしまっており、瓦の重さで傾いてきておりました。このままでは完全に落ちてきてしまいますので危険な状態でした。
今回、屋根の葺き替え工事のご提案をさせていただきましたが、瓦を残したい場合、葺き直し工事という選択肢もございます。ただし、葺き直し工事が可能なのは釉薬瓦のような通常の日本瓦もしくは洋瓦の場合でセメント瓦やモニエル瓦は現在製造されておりませんので替えを準備することができません。
メンテナンスを行う場合には先のメンテナンスや万が一の場合に備えて手に入りやすい部材を使ってあげることが重要です。
瓦屋根からの葺き替え工事は税込み16,500円/㎡~承っております。屋根の形状や勾配によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
私達、街の屋根やさんでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとございましたら安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2022年06月09日時点での費用となります。街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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