
HOME > ブログ > 国分寺市戸倉にて瓦棒葺きの屋根の点検を行いました
更新日:2021年9月23日
国分寺市戸倉にお住いのお客様より屋根のメンテナンスを検討しているので一度見て欲しいとのご依頼いただきまして調査してまいりました。
既存の屋根は瓦棒葺きのの屋根でトタン屋根として知られているものでした。この瓦棒葺きの屋根は継ぎ目があまりないので雨漏りをしにくい屋根です。しかしながらサビて穴が開いてしまうとそこから雨水が侵入し雨漏りを引き起こしてしまうことがあります。
トタンは錆難いと聞いたことがあるかもしれませんが、鉄に亜鉛をメッキしているのでサビにくくなっているのです。ですので長い間雨に曝されたトタンは亜鉛の成分が溶け出してしまいますのでサビやすくなってしまいます。亜鉛の溶け出しを防ぐためにも定期的な塗装によるメンテナンスが必要になります。
今回調査した屋根は塗膜の劣化が進んでおり、チョーキングと言われる現象が起きておりました。チョーキングは塗膜が紫外線によって劣化した時に色素成分が浮き出てくる現象のことを指し、外壁などでもよく見られる現象です。塗膜が劣化してしまいますと撥水性が失われてしまいます。そうなると屋根材自体の劣化を早めることになります。スレートやトタンの屋根が葺かれている場合は忘れずに塗装によるメンテナンスを行いましょう。
瓦棒葺きの屋根の場合、棟板金は特に気にしてあげた方が良いでしょう。と言いますのも、瓦棒葺きの屋根はその構造上屋根材と棟板金との間に隙間が開いてしまいますので風や雨の影響を受けやすくなってしまいます。貫板に直接雨が当たることにもなりますので通常の棟板金よりも劣化しやすいと言えるでしょう。
こちらのお宅の屋根でも劣化が進んでおり、釘の利いていない部分がございました。右の写真の中央部に見える木材が貫板と呼ばれるもので、この板に棟板金を固定しています。なのでこの貫板が腐食すると釘が利かなくなるので写真のように持ち上がるようになってしまうのです。
今回は棟板金の交換と、屋根の塗装のご提案をいたしました。
私達、街の屋根やさんでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとありましたら安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年09月26日時点での費用となります。街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
棟板金交換、屋根塗装
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屋根補修工事、棟板金交換
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棟板金交換