
HOME > ブログ > 荒川区で雹災被害の保険鑑定2件に立ち合い、それぞれの見解は?.....
更新日:2021年05月13日
本日は荒川区の二件のお客様の保険鑑定への立ち合いを行って参りました。一軒目のお客様は今年三月に屋根カバー工事を行ったばかりのお客様です。同じ荒川区内でも少しの距離で被害の状況は大きく変わります。屋根カバー工事で使用した材料はIG工業スーパーガルテクトフッ素でした。お客様も大丈夫だろうと思っていたところに屋根全体に雹によるへこみが出来てしまい相当なショックを受けられていました。本日の鑑定は弊社が提出した既存屋根カバー葺き替え工事に対する妥当性を調査するためです。鑑定には保険会社から依頼を受けた鑑定会社の方が屋根施工会社の職人と一緒に来ることが多いです。本日も同じ流れでお見えになりました。今までの経験上、人間が判断することなのでいくら保険会社の約款があるとは言え様々な見解があるのは致し方ないところです。ただし、端から被害を「機能上問題なし」と言われてしまうのは、たった半年ほどで新品の屋根がボコボコになってしまったお客様にはあまりに惨い、と思った部分も有りました。屋根として雨が漏らないだけが機能なのでしょうか?実際にご自分の家が同じ被害にあわれてもそう言うのでしょうか?中立・公平って難しいですね。二件目のお客様はまだ築10年と言ったところですが今回の雹災で雨樋や化粧スレート瓦の軒先部分を破損してしまいました。軒先の部分は一番最初に葺く部分ですから交換には棟側から外してくるしかありません。しかしそこは部分的に抜いて差し替えを、とのお言葉です。保険の適応は確かに現状復帰という事はわかりますが、それで雨漏りをおこしたら施工不良になるのでしょうか?この問題も世の中の「本音と建て前」だったり「理想と現実」の違いに近いものだと感じました。この様な事には知識のないお客さまだけでは対応が難しいと思われますので、保険鑑定立ち合いは重要になります。弊社はもちろん正当な内容の見積もりを出させていただいておりますので自信をもって反論、意見を伝えております。
ガルテクトフッ素で屋根カバー工事を行ってわずか半年・・・。屋根の各所にくぼみが出来てしまいました。我々施行者だって作業中に傷をつけない様に最大限の注意を払っているのに・・。
鑑定会社と帯同する屋根職人や施工会社が保険会社へ提出した見積り内容と合致しているのか、妥当性があるのかの調査のために屋根にのぼって細かく調査していきます。
築10年で被害にあったお客様の鑑定です。いつも自分でも行っている屋根調査を客観的にみると、結構怖いものだと改めて感じますね。屋根材自体には雹紋が残って棟板金も凹んでしまっています。
問題は軒先の破損です。足場があるとは言え、軒先を抜き取っていくのはお隣様も近く非常に困難を極めるのと施工上の雨漏り保証の担保をどのようにすればよいのか教えてもらいたいものです。鑑定会社の方は帯同の職人さんが屋根にのぼっている間に周囲の長さなどを測っています。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
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